取り留めもない

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映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』

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STORY 

周囲の空気ばかり読んでしまう優等生の茜と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪のクラスメイト・青磁。茜は何もかもが自分とは正反対の青磁のことを苦手に思っていたが、青磁が描く絵と、そのまっすぐな性格にひかれ、2人は少しずつ距離を縮めていく。やがて、そんな2人の過去が重なりあい、これまで誰にも言えなかった思いがあふれ出す。

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく : 作品情報 - 映画.com

REVIEW 

映像が美しい映画でしたね。さすが酒井麻衣監督作品という感じ。とはいえ今作についてはそれ以上の感想がほぼなく、話も特段面白くないから、退屈でした。この時代に病弱な登場人物が元気づけてくれた女の子が、どうしようもなくつまんない奴になってたのに、ずっと想い続けてるなんて設定しょうもなくないですか?同監督作品でいうと『美しい彼』はキャラクターが愛おしく思えるほど不器用で、そこから生まれる物語が面白かったんですけど、そういうのは特に感じませんでした。お前はターゲットじゃないと言われればそうなので私が悪いです。

『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』で一番気になったのは結局「タイトルの漢字と開いている文字はどんな基準で選ばれてるのか」ってことですね。