取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

2022年はFP(ファイナンシャルプランナー)に相談した

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クソほどつまらないと思う人がいる一方で、私の記録として興味があったら読んでもらえると。そしてもう今年以上にお金のことを考えたくない(浪費家なので)

基本情報として、女、30歳、都内(23区)一人暮らしです。特に2つ目の要素である「三十路」ということで、生活を見直さないといかん、と一念発起してやったのは「転職」「ファイナンシャルプランナーに相談」「引越し」の3つでした。

 

1.転職

これは会社に金輪際会いたくない人がいるというのが一番の理由ですが、30歳にもなったので上がらない給料を憂うより転職したら一発という気持ちで転職しました。2回目の転職です。

コロナ禍の転職は割と楽でした。面接に行く必要も、移動時間含めて時間調整する必要もなくてパパッと2ヶ月くらいでありがたいことに決まりました。1社目は3年、2社目は5年ちょっと勤務したので次はもう少し長く働きたい気もするし、30代でもう一回くらい転職したい気もする。単純に給料を上げて、仕事を楽にするために。

ちなみに給料はかなり上がりました。ただ、ボーナスがないので今までのように帳尻合わせをすることができないので、何かあった時に備えが必要だ、となり自分の無知さを嘆く前にファイナンシャルプランナーとアポ取りました。

 

2.ファイナンシャルプランナーに相談

資産形成のことなら3千円くらいで相談できます。向こうも保険に入らせるのが仕事なのでwin-winですね。

資産形成って何すればの状態ではあったものの、積立NISAiDeCoは済みだったので、毎月の貯金分をどうしたらいいのか相談しました。(貯金すると決めてないと絶対に全てエンタメに注ぎ込むので...)相談したところ、貯蓄型の生命保険個人年金に入ることになりました。どちらもドル建てにして通貨としての資産分散税金控除を目指しています。今のところ確定申告もまだなので実感はありませんが、保険証券が届いて「大人だ〜」となっています。

ちなみに生命保険や個人年金を勧めるわけではありません。そして、ドル建てにすることもリスクがある話なので個人の判断でお願いします。ただ、しない時より心なしか家があったかい気がします。というのも、陽当たりの良い家に引っ越しました。

 

3.引越し

怒涛ですね本当に。転職から引越しまで全部下半期に行いました。もはや上半期は何かしたかなというところです。

引越しはずっとしたかったし、前の家には就職してから住んでいたので給料が上がったことが大きいですね。そのおかげで陽当たりと敷地面積を手に入れました。一方で、完全リモートになったので駅からの距離は妥協しました。前の家が駅徒歩2分で今が10分なのでかなり遠い気がする。引っ越したとはいえ隣駅なのですが、各停しか止まらない駅なのでそれも妥協です。それでも綺麗で広くて新しい家はサイコー!

 

というのが今年のまとめです。M-1始まるので見に行ってきます。何か聞きたいことがあればツイッターとかで。

 

 

GORCH BROTHERS 2.1『MUDLARKS』

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STORY

舞台はイギリス、エセックスの工業地帯。灰色の街。灰色の空。

遠くに揺らめくロンドンの光。幼馴染の17歳の少年チャーリー(田中穂先)とウエイン(永島敬三)がテムズ川の川縁に隠れている。ついさっき橋のうえで起こした「なにか」の興奮さめやらず、息も切れ切れの2人。そこにはぐれていたジェイク(玉置玲央)が現れるが、体は震え嘔吐し、明らかに様子がおかしい。ジェイクは「なにか」の顛末を見たらしい。

そして鳴り続けるチャーリーの携帯電話。

追い詰められたジェイクの口から、ついに「起こしたことの真実」が語られる。凍てつくような夜が更けていく中、ぶつかり合う少年たちの恐怖、狂気、焦燥、それから夢。未来が見えない街で未来を変えようともがく少年たち。

その行き場のない苛立ちが露わになり3人の関係が歪み始める。

川の水、なんか怒ってるみたいじゃない?

ぬかるみの上を走ってる。

怒ってこっちに迫ってきてる!

もう時間がない。

夢見てたんだ…クソみたいな夢。

GORCH BROTHERS2.1 | MUDLARKS

REVIEW

若気の至りというにはあまりにも大きな出来事。バタフライエフェクトの顛末が解き明かされないく中で、彼らの幼さと未熟さと、同時にこれから待っていたであろう明るい未来まで透けて見えてくる。夢であればいいのにと思うほどの悪夢から逃れられない。鬱屈とした街、鬱陶しい人々、微妙なラインで保たれていた関係性の均衡が破られクライマックスへ。そういう作品だった。

こういうテーマは嫌いじゃない。少人数で展開される会話劇なんて、どっちかと言えば大好きな部類。なのに何故か気持ちが乗らなくて困った。ただでさえ好きな俳優たちと小屋なのに、期待値に達しないというのがズバリその通り。悪くない。でも、良くもない。理由はひとつ、脚本がそこまで良くない。新進気鋭の若手作家の作品ということを差し引いても、良くあるテーマでそこまで没入できなかった。というよりも、おそらくエセックスの雰囲気とか言葉とかそういうのも含めて成立する作品なんだと思う。『トレインスポッティング*1を標準語に近い日本語で、日本人が演じてても面白くないだろうなと思うように。

ついでに言うと、こういうテーマの日本の作品を私は知りすぎている。特に『ライチ☆光クラブ*2が鬱屈とした感じとか、ラストの描写とか似過ぎている。そしてそれに出ていた役者もいる。比べないなんてできなかった。似ているということがなんとかというよりも、圧倒的にライチの方が私にとって納得性があった。少年たちの生い立ちも今後も想像できるかできないかは結構重要。それでいうと、やっぱりこの作品よりもしっくりくるものが他にあるなと思う。

 

映画『LAMB』

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STORY

ある日、アイスランドで暮らす羊飼いの夫婦が羊の出産に立ち会うと、羊ではない“何か”の誕生を目撃する。2人はその存在をアダと名付け育て始めるが——。

映画『LAMB/ラム』オフィシャルサイト

REVIEW

因果応報、自業自得ってこのことだなと思いますね本当に。それだけです。と言ってはおしまいなんだけど、それだけしかない。ホラーでもないし。たぶん近年で一番「ここで終わるか」って思いました。

以下ネタバレです。

こんなにひつじ側に思い入れが生まれるとは思ってなかった。アダちゃんはかわいい。目がキュるんとしてる。そりゃ産んだ母親は取り返したいよね、当たり前じゃん。娘を亡くしたくだりも印象的に表現されてたわけじゃないし、そしたらやっぱり人間には共感できない。

あと、弟いる?いらなくない?なんもしてくれないじゃん。なんで捨てられたかもわからないし。謎のしっとりした要素が生まれただけだった。

最後に出てきたアレはひつじの神様的なもので、その跡取りがアダちゃんなんだと思う。だからこそ絶対に奪ったらいけなかったんだと思う。あれからアダちゃんがどうなるかわからないけど、母親のことを聞いたら人間を憎むかもしれない。だから何って思うくらいなんだかわからなかった。アイスランドの神話とか民話なのかなこれは。

映画『グッバイ・クルエルワールド』

STORY

夜の街へとすべり出す、水色のフォード・サンダーバード。カーステレオから流れるソウルナンバーをBGMに交わされるのは、「お前、びびって逃げんじゃねーぞ」と物騒な会話。互いに素性を知らない一夜限り結成された強盗団が向かうのは、さびれたラブホテル。片手にピストル、頭に目出し帽、ハートにバイオレンスで、ヤクザ組織の資金洗浄現場を“たたく”のだ。仕事は大成功、大金を手にそれぞれの人生へと戻っていく。──はずだった。ヤクザ組織、警察、強盗団、家族、政治家、金の匂いに群がるクセ者たち。もはや作戦なんて通用しない。クズ同士の潰し合いが始まる。最後に笑うのは誰だ!

映画「グッバイ・クルエル・ワールド」公式サイト|絶賛上映中

REVIEW

映画として、物語としてそんなに悪いところもないし言うことないけど、説教くさくて「中年のかっこいい」を見せられてる気持ちになった。それがいいと思うのは監督と同じ感覚なんだろうなと思う。私とはかなり距離感があった。

これを見るなら蜷川実花の『Diner ダイナー』の方がツッコミどころがあることも含めて面白がれる。同じように斎藤工玉城ティナも出てるし、なにより平山夢明の原作なのでキャラクターが魅力的。

本作に話を戻すと、わりかしリアリティある感じに展開するのに、ところどころがファンタジー過ぎて食い合わせが悪すぎるのが胃もたれにつながってしまった。それもおじさんが好きそうな感じだなって。予告やポスター以上の魅力はなかったので見てください。

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映画『ヘルドックス』

STORY

警官時代に愛する人が殺される事件を止めることができず、その苦悩を抱えながら生きる元警官の兼高昭吾(岡田准一)。警察は関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入捜査を彼に強要し、データ分析で相性98パーセントと判定された無軌道なヤクザ・室岡秀喜(坂口健太郎)とコンビを組ませる。東鞘会最高幹部の一人でもある土岐勉(北村一輝)が率いる東鞘会・神津組に潜り込むことに成功した二人は、抜群のコンビネーションを発揮。連絡係の衣笠典子(大竹しのぶ)の協力を得ながら、組織内でのし上がる。

ヘルドッグス (2022):あらすじ・キャスト・評価・動画など作品情報|シネマトゥデイ

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REVIEW

TLにちらつくMIYAVIが気になって観に行ったけど、最高のアクションと坂口健太郎のわんこぶりで大体満足した。この二人が出ているからキャラクターを追って観られる。それ以外はシーン的なことでいうといろいろあっけなくて勿体ないなと思ったけど、そういう風な撮り方の監督なんだろうなと思ったから仕方ないです。

インファナル・アフェア』的な静かさとか、関係性の濃さとかを期待したらいけないです。「俺はこの映画を見てほしいんだ!!!」という圧をひしひしと感じるので、こちらに想像の余地がなくて個人的には面白みが薄くなってしまったというのが本音。あんなに魅力的なキャラクターがいるのに…

以下、確実なネタバレです。

 

明らかに作品としての良さが失われている点を1個だけ言うと、冒頭に判明した「警官である主人公が女子高生とデートしようとしてた」という事実をどうしても消化できなくて、というか消化しようがなくて困る。そんなことしていいと思ってる警官がその後いくら正論を言ったって正義を貫いたって「でもお前JKとデート取り付けてたじゃん」ってなってしまうので無理でした。犯罪じゃん。

 

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映画『ブレット・トレイン』

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STORY

世界一運の悪い殺し屋レディバグが請けたミッション、それは東京発の超高速列車“ゆかり号”でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが、次から次へと“ゆかり号”に乗ってくる殺し屋たち。彼らに狙われ、降りたくても、降りられない! 最悪な状況の中、列車はレディバグと殺し屋たちを乗せたまま終着点・京都へと走る… やがて明らかになる乗り合わせた10人の過去と因縁。そして京都で待ち受ける世界最大の犯罪組織のボス=ホワイト・デス! 思いもよらない展開が連続するミステリー・アクション!

映画『ブレット・トレイン』 9月1日(木)全国の映画館で公開 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

REVIEW

モモもん*1かわい~~~!ってなってくるのが不思議。

というか、色々ありすぎてモモもんに落ち着いてしまうのはこの映画の情報量(イメージ)の多さ故だなって。原作が伊坂幸太郎だから、全体的にもうちょっと落ち着いてるかなと思ったらそんなこと全然なかった。マジでキルビル。それっぽいんだけど絶対にありえない日本と日本人が続くことがかなりの違和感ではあるんだけど、そんな中で殺し屋が殺し合いをし続けているから「そんなことどうでもいいか」という気持ちになってくる。

出てくるキャラクターがみんな良いということで保たれる作品への興味ではあるんだけど、その中でもタンジェリンが好きすぎる。途中、超高速列車に飛び乗る無茶苦茶アクションが存在するんだけど、それさえ乗り越えれば、基本的にタンジェリンの良さに最後まで浸れる。だって偏屈そうなキャラクター(英国ルーツっぽい)が結局のところ相方想いという設定が嫌いなわけないじゃないですか。

あと、観終わって痛感したんですけど、これからはツイッターのタイムラインが言うことはちゃんと信じよう。『ブレット・トレイン』を今後観る人がいれば、『きかんしゃトーマス』を観て!!!本当に重要です!!!タンジェリンがちゃんとレモンの話を聞いていたことも実感できる。

個人的に一番好きだったシーンはメキシコの結婚式で穴という穴から血液やらなんやらを噴出させているところ。あれはもはやホラー。あとは『スネーク・フライト』を思い出す蛇。こんな豪華そうなメンツでB級映画を作るの本当に意味が分からないなとつくづく思いました。原作読もうかな。

 

映画『NOPE』

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STORY

ヘイワードは、唯一黒人が経営する広大な牧場がある平穏な田舎町だった。ある日、馬を外に連れ出していると、ひかる何かを遠くに見つけた馬が、鳴き声を上げて向かっていってしまう。町の日常は徐々に空を飛ぶ何かや、人に似た何者かによって脅かされていく。

NOPE/ノープ | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品・上映情報 - 映画ナタリー

REVIEW

ちょっと前に『アス』を見て、なんか陰謀論的な雰囲気が変に小難しくしようとしようとしているように感じてピンとこず、どうしようかなと思ったのですが、映画熱が高まっていたことと好きな芸人さんも観たと言うので観てきました。

正直、予告から感じたところを超えてはいなかったけど、それでもめちゃくちゃ面白かった。そもそもなにあのフジツボみたいなの…私はフジツボが海の近くにいる生物で一番嫌いなのに…もっとわかりにくい例えだと放散虫みたいな。第二形態もそれっぽかった。

www.kahaku.go.jp

つい先日、オープンテラスのカフェに行って、そこで2回ほど夏の生き残りの蚊を殺したんです。2匹とも血を吸って丸々太っていて、それ自体は別に生き物だし生きていくためには仕方ないだろうと思ったんですけど、自分の目の前にうろついてきたらやっぱり叩いてしまうんです。その時「じっとしていてくれれば何もしないのに」とつくづく思った。それと今作は同じです。ただ人間が目についたから。だから襲われた。

排泄物に飲まれたシーンは一番意味が分からなくて好きだった。生きてるんだもんね。ゲップもするしうんこもする。それがあんな風に呪いの館を作り出すとは誰も思わない。最高。ジョーダンピールの作品だから、色々考察する人もいるんだろうけど、私は戦いの部分があまりに長くて疲れたのでもう当分はあれについて考えたくない。とはいえわからないのがコーディ(チンパンジー)のくだり。今回あれが襲ってくるように、人間の驕りに対するほかの生き物からのしっぺ返しという隠喩な気はするけど、答えは分からない。

結局は『遊星からの物体X』なんだと思う。それのでっかい版。

nope-movie.jp