5gatsubyou

映画や舞台の感想書いたり、推しが大好きと叫んだり。

コントが始まる、を見た

ここ最近、お笑いコンテンツを過剰に摂取してその生き方に自分とは違う何かを感じていたのだけど、このドラマを見て私が違うと感じていた人たちはお笑い芸人だからとかではなく、人間として何かが決定的に違う人たちなんだろうなと思った。これは本当に抑揚のない作品だった。ドラマなのにドラマチックではなかった。でもこの中に出てくる人たちがこの世の中の大多数なんだということが手に取るように分かった。

私は特に中浜さんの感じが自分と重なった。他の人から見たらそんなに素晴らしいものでなくても、その何かに救われるというのは本当によくある。私の場合、生きていくということを支えてくれたのは自分と関係がない他者であったことの方が多かった。家族や友人ももちろん大切だけど、そうじゃないなにかの方がすがりやすい。宗教みたいなものだと思う。

コンテンツ日記(4月12日~5月31日)

完全にメモなんですけど、備忘録です。

aooaao.hatenablog.com

本と漫画

遥か遠き家 (Canna Comics)

 ちなみに今手元に残ってるのは『遥か遠き家』と『フールナイト』だけです。

 

映画

スプリット (字幕版)

スプリット (字幕版)

  • ジェームズ・マカヴォイ
Amazon

 結構見てるな...『聖の青春』が良かったです。普通に。感想はFilmarksに書いてます。

filmarks.com

 

ドラマ

www.tv-tokyo.co.jp

完結しました!!!漫画の雰囲気そのままで面白かった。最後、追い込みで三代目出てきて「あ、そういう流れあったな」と。

www.ytv.co.jp

原作とは少し違うものとして面白くなってきた。キラ様がツボ。

www.fujitv.co.jp

佐藤寛太にキュンとするドラマ。健康に良い。

www.bs-tvtokyo.co.jp

井之脇海くんかわいい。でも、毎回出てるお弁当に心動かない。手作りのお弁当ってそこまで美味しくなさそうで...

www.ntv.co.jp

たまーに観てるけど、どのキャラクターにも全然わくわくしなくてつらい。

www.ntv.co.jp

面白い。中浜さんのオタク感が特に良い。でも夢を追ってくじけそうになる話なのでゆっくりとつらい。恋ぷにとは違う理由で。

www.tbs.co.jp

初めて横浜流星をいいなと思った。

www.tv-tokyo.co.jp

おそろしく原作の良さを失った怪作。

バラエティ

主に芸人のYouTubeや番組を観ています。面白くもないくらい観てます。

音楽

今、音楽のアンテナが死んでいるので結構病む。よく聴いてるのはここらへん。


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舞台

aooaao.hatenablog.com

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ライブ

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イキウメ『外の道』

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STORY

同級生の寺泊満と山鳥芽衣は、偶然同じ町に住んでいることを知り、二十数年ぶりの再会を果たす。
しかし二人には盛り上がるような思い出もなかった。
語り合ううちに、お互いに奇妙な問題を抱えていることが分かってくる。
寺泊はある手品師との出会いによって、世界の見え方が変わり、妻が別人のように思えてくる。
新しい目を手に入れたと自負する寺泊は、仕事でも逸脱を繰り返すようになる。
芽衣は品名に「無」と書かれた荷物を受け取ったことで日常が一変する。
無は光の届かない闇として物理的に芽衣の生活を侵食し、芽衣の過去を改変していく。
二人にとって、この世界は秩序を失いつつあった…。

イキウメWeb

 REVIEW

率直に観念論(と実在論)の話だな、と思った。

kotobank.jp

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見えているものでなくて、実際には比喩も含む真っ暗闇の中で自分が「認識」したものが存在するのであるということ。モノが先に立つという考えとは逆で、個人的には人それぞれの観念に寄るから不安定だなと思う考え方という理解なのだけど、それがそのまま表現されているような戯曲で、最近で一番見方について考えたかもしれない。例えば、今まで存在しなかった「息子」が突然現れたのも、ずっと一緒に暮らしていた「奥さん」が急に美しく見えたのも、そこにそういう存在があったからではなく、気づいたから。もしくは、一定のルールでそのことを忘れていたとしても、そこにそれがあると受け入れた瞬間に存在するようになる。そのことに気が付いた人たちの物語だなあと。私が今までに見たイキウメの中では、SFではなく哲学寄りに感じた。

余談ですが、私が最近暇さえあれば観ている『ねおミルクボーイチャンネル』にアップされた「泥酔先生」の中のエピソード*1で「飲み屋を4軒はしごして最後の4軒目どこ行ったか覚えてない。これなんですか?(意訳)」っていうのがあって、酔って記憶がない人が認識してない時間は「ない」んだな、と勝手に哲学感じてたんですけど、そのあと『外の道』を観て「これだ!」と思いました。

本題に戻します。今回は安井順平さんが優勝です!!!みんな観て!!!

公式サイト

sotonomichi.jp

関連記事

natalie.mu

柿喰う客『滅多滅多』

STORY

魑魅魍魎が跋扈ばっこする「高天原立秋津島小学校」!時刻は4時44分、夕闇迫る逢魔が時
忌まわしき歴史に血塗られた幽愁暗恨の教室で、悪魔たちの課外授業が幕を開ける!!

演劇界の風雲児「柿喰う客」の最新作は怪優20名による大スペクタクル!
大人と子供と「七不思議」による学内抗争を描くホラー・スリラー・ミステリー!!

滅多滅多│柿喰う客

REVIEW

 前回公演『夜盲症』から約半年。まず、本公演決まったというニュースより、「新メンバー多っ!」って思ったのが率直な感想だったし、それによって「私が好きな柿がどうなっちゃうの?!」と思ってたんですけど杞憂でした。率直にめちゃくちゃわかんなくてめちゃくちゃ面白かった。

いつかのアフタートークで言ってたらしいですが、観ている人が分かってしまわないように削いで作られたらしく、その削がれ方も台詞のセンスも何もかも良い。中屋敷さんはハチャメチャだけどセンスがピカイチだから、マジで楽しい。あんなに無茶苦茶で放送禁止用語ばっかりなのに嫌悪感がない戯曲を書かせたらナンバーワンです。ただ、柿の本公演以外であんなに無茶してるの見たことないけど。

感想書くときに、考察的なのか、ただ好きなポイントを書くかめちゃくちゃ迷ってたけど、考察はもう無理だなと思う...だって分かんないもん。分からな過ぎて参考にしたという『ゲゲゲのげ*1』の戯曲を買って読んでみて、主人公真白くんと幼馴染の瑠呼ちゃんの想い出話なんだろうなと思ってるんだけど、それにしても空間が多い。そして世界が何重にも重なっていて、繭期なのか???とか考えたりもしたし、黒幕の矢尾先生っていうのもある。まあでもそんなことどうでもいい。私は和泉先生と福乃ちゃんに夢中だった。*2見立てだと和泉先生と福乃ちゃんは一種のキャラクターとして存在してるだけではあるんだけど、その二人がどんな人生を歩んできたか考えるのも面白いなと思う。瑠呼ちゃんの悪夢に参加している和泉先生、助けを求める福乃ちゃん。そうなると、瑠呼ちゃんが助けを求めるために作り上げた存在なのかなという気もしてくる。

余談なんですけど、若い副担任に何かしらの感情を抱くのは普通にあるし、そこで事件が起きることもある。私も中学の時にありました。その時は大人が居なくなったけど。だから、個人的には妙にリアリティを感じてこんな戯曲を書く中屋敷さんに気味の悪さを感じたのと同時に、センセーショナルなことって案外簡単に起きてるなと再確認しました。記憶のどこかにある生臭い想い出が一瞬で湧き上がる。その悪夢に一瞬で飲み込まれるけど、観終わるとどこかで昇華されている気がする。そんな不思議な感覚を感じてました。

キャラクターも多いし、新メンバーもみんな味わい深いし本公演として久しぶりに大満足したので、その満足感だけいったん伝えられればいいなと思って書きました。そして、少しでも気になった方は2021年6月20日まで配信も買って見られるのでぜひ。通常公演と乱痴気公演の2種類あるのでお好きな方で。

購入はこちら から

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めちゃくちゃ歌を歌うのでライブに行ったのか?感があった。

 

あと、飛龍小学校みもあったなって。

関連記事

spice.eplus.jp

natalie.mu

 

*1:【戯曲解説】渡辺えり子・作「 ゲゲゲのげ」 Part2 物語【架空畳LABO#05】 - YouTube

*2:ところで、真白くんと和泉先生と福乃ちゃんって一応先生という役割で出てたのに下の名前で呼ばれる先生ってそんなことあったかな、と思う。そういうところから異質な感じはあったのかもしれない。

ただの日記

かまいたち

ここのところかまいたちYouTubeや番組を観ている。今までお笑い芸人にハマったことなかったけど、ことの始まりはYouTubeだった。多分、痛風先生と滞納先生で足を取られたんだと思う。濱家がめちゃくちゃクズなんだというのが良かった。シュッとしている人がクズなのはなんだか見ていて愉快だったから。

そこからYouTubeを何本か見てちょうどやってたエンタの神様の特番を観た。解像度が上がった状態での本職の技にやられないはずがない。もっと好きになった。

なんでかまいたちなのかは偶然だと思う。ちょうど観たYouTubeがそれだったから。他の芸人の可能性もあった。それから同じように二人の距離感に癒されて、漫才やコントに笑ってたかもしれない。でもそれはただの仮定で、今私はかまいたちが好きだ。それだけの話。

 

文字を書く

文字を書くということと、考えを具現化するのは似て否なることだと思う。そもそと、考えるというほど普段は考えてない。思う程度。文字を書くことは頭の中にあることを外に出しているだけで、それを自分で否定したり、疑問を持ったりはしない。100%自信を持っている。そういうことで評価されたり共感されることは自分をその程度の価値に貶めている感じがしている。それでいいのか。考える。考えたい。

 

知らないことを知る

そんな機会が減った。唯一最近では、Apple Musicでレコメンドしてくる曲から新しいアーティストを知る機会があるくらい。音楽で言うと、昔は『ベストヒットUSA』で最新のランキングを知ったなと思い出して、番組表を見たらBSでまだ番組は続いていた。久しぶりに見た小林克也は未だに元気で、なんだか嬉しくなった。彼やタモリのように新しい人やことを否定せず受け入れられる人はすごい。私もそうでありたい。

私がLDHアーティストを好きな理由

このエントリーはLDHアーティストの好きな理由を言語化するために作られていますが、各グループの魅力やおすすめポイントを書いたエントリーではないのでその点ご理解ください。あと、面白いかもわからない。2021年5月のメモです。

結論から言うと、各人の美学よりもLDH的な美学のフォーマットに則って彼らが存在し行動しているということの様式美を愛しているんだと思います。自分は耽美主義者*1なので。

友達にこの間「自分の良し悪しとは違うセンスなのになぜLDHが好きなのか」ということを聞かれて考えたことなんだけど、友達が言うことはまったくもってそう。音楽的な好き嫌いでいうと、自分は邦楽ポップスにあまり興味がない*2し、LDHのLove, Dream, Happinessは私の信条ではない。理想主義的なモットーは苦手だし、これを既にある言葉として違和感なく多用するということは、逆にこの言葉を陳腐にしてしまっているんじゃないかとさえ思っている。社長であるHIROさんはそこに深い意味を込めているのかもしれないけど、同じように他の人間も考えているのかは分からない。分からないだけで、考えている人もいるかもしれない。ただここで言いたかったのはこの言葉は私の美学ではないし、自分の美学ではないと思っている人がいないとも言えないということです。*3

それでもその美学に則って彼らは曲を作って、MVを作って、歌って、踊っている。少なくともその中にLDHらしさがあると思われている。例えば、Jr.EXILEのBATTLE OF TOKYOのトンチキ感。あれは紛れもなくLDHっぽい。特に、英語でのストーリーリーディングから始まるのは結構痺れる。でも、LDHが好きな人ならライブが始まる前に何度も聞かされていてそんなのはもう当たり前。かっこいいとか、ダサいとかそういう次元ではない。「そう」なのだから仕方ない。もちろんそれだけではなく、基本的には歌もダンスもレベルは高い*4から、体系化したLDHの美学を引っ掛かりなく見終わりさえすればある程度は満足度が高いエンタメだと思う。各グループごとに魅力があるし、一人一人の個性もバリエーションに富んでいて飽きない。でもまず先に、率先してLDHの美学を踏襲してくることに良さを感じてしまうんですよね。

じゃあ本来的な時代に合わせた多様性のあるかっこよさはどうでもいいのかと言われたらそうじゃない。もちろん、各人が目指すかっこよさが垣間見える瞬間はとても良い。ただ、その前にはちゃんとLDHがあって、それは何をしても消えないところがなんかこう、なんでそこまで?という気持ちと共に一種の清々しさを感じて良いなと思うんですよね。

別に批判ではないけれど、BALLISTIK BOYZのAnimalは確かに何から何までかっこよかったし、だからこそ今まで聴いてなかった人たちまでBALLISTIK BOYZの曲を聴いてくれたんだと思うけど、この一番のポイントはLDHっぽさがなかったからだと思うわけです私は。なんなら洋楽っぽくて良い、とまで言われてたし。でも、彼らの曲が「洋学っぽい」ことが今後の何に繋がるのか私には分からない。ずっとその路線で行くっていうのはあると思うけど、あの事務所がそうするわけがない。そもそも、LDHの美学に少しでも嫌悪感があって、「食えんわ」と斜に構えてる人たちにウケるものを作っても意味ないと思いますけどね。上記の通り供給には持続可能性がないので。個人的には、かっこよさをLDHの美学の中に閉じ込めて有象無象と差別化を図るというのが醍醐味だと思うので。

そんな感じです。一方で、LDHとか別にどうでも良いけど推しの顔が好き言動が好き全部好きというのはありますね。もうどっちが先で後だか分かりませんが。

*1:作品の価値はそれに込められた思想やメッセージではなく、形態と色彩の美にあるとする立場 https://ja.wikipedia.org/wiki/%25E8%2580%25BD%25E7%25BE%258E%25E4%25B8%25BB%25E7%25BE%25A9

*2:個人の趣味としてドラムンベースというブレイクビーツの派生ジャンルが好き。

*3:シュレディンガーの猫状態だし、アンケートされたら否定することはないと思うから難しい。

*4:クセはある。

FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」

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STORY

自衛軍が“日本”を守る時代。
自主独立のため自衛軍を存続させたい者たち。
平和憲法を遵守し、自衛軍の解体を求める声。
オリンピックが迫る中、世論は二つに割れていた。

そんな中、廃ラウンジに世を憂う6人の革命家が集まる。
彼らの目的は「首相誘拐」。
作戦は強い意志を持って行われる。

数時間後…。
廃ラウンジには縛り付けられた首相とその伴侶がいた。
作戦は薄氷を渡るような成功だった。
6人の中に裏切り者がいたのだ。

6人に課せられた使命は二つ。
首相の断罪。そして、裏切り者を見つけること…。
嘘と真実。
本当の事を言っているのはいったい誰なのか。

これは虚構の中に生まれた
"戦争"の物語。

FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」作・演出◎毛利亘宏(少年社中)REVIEW

 

REVIEW

このテーマをあうるすぽっとで?!と思って見に行ったけど、観てみれば新宿シアターモリエールでもいけそうなワンシチュエーションな作品だった。壮大なテーマだし、私も好きとは言えない物語なのでがっちりハマったかというとそういうことはないけど90分に収まった読み切り漫画みたいな感じでサラッと観られました。ただ最後は「俺はみんなが幸せに暮らせる世界をつくりたいんだ!」って言いながらバトルロイヤルしていくからまあ謎ではあった。

各キャラクターの掘り方も浅いから、すでに前に2作くらいやってないと私はキャラクターを愛しきれないなと思った。説明不足過ぎる。でも、それに反比例するように俳優陣はめちゃくちゃ上手い人ばっかだからもったいないな、というのが正直な気持ちでした。でも、少年社中のそういうところが合わないなって思って見に行くのをやめたんだった、と思い出して自業自得と心を改めました。

前ちゃんさん(前山剛久)がエグいほど男前な役で、いつもの優しい感じとは真逆だったからそのギャップにマジで死にました。すごい好き。久しぶりに前ちゃんさんの舞台での演技を観たのもあってより一層新鮮な感じがした。このスズキという役が苦悩しながら自分の正義を模索していくんだけど、果たしてあの最後でよかったのかな...という気持ちが残ってしまったのは正直なところ。みんなの命を守りたいのか、そこには犠牲が必要だと思っているのかどっちなんだよと。役としてはかっこいいのに最後の落としどころが腑におちなくて残念だった。

廣瀬友祐さんのタナカは、一貫性があって好き。前段で彼がどんな人生を歩んできたのか分かったのもあって、特に引っ掛かりがなかった。ただ、もう少し時間があればワタナベとの物語もちゃんとほしかったなと。

荒井さん(荒井敦史)は良くしゃべって頭の良いヤマモトという役だったのでひとまず「いつもと違う役だ」と嬉しかった~!普段は無口で粗暴な役が多いので、スパイとか言われたら好きになってしまう...狂言回しの役でもあったので、最後の方まで生き残ってたのも良かった。正味、早めに殺されてしまうとその場で放置されて可哀想だったので。特に社中の役者さんとか。

あと、多和田くん!本当に愛おしい役!全然関係ないけど、多和田くんって梅棒なんだね。全然知らなかった。いい役者だよね、多和田くん。観に行く機会そこまで多くないけど、また屋敷さんの作品とかで観たいよ。

あうるすぽっともまあまあ小規模な会場なのに、日曜マチネの回で席が全然埋まってなくて、これが演劇の現実かと思った。コロナの所為なのか、演劇離れの所為なのか。でも、2.5なら埋まってるのかな...ストプレ離れか。

 

公式サイト

www.shachu.com

ゲネプロ動画

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