取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

映画『LAMB』

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STORY

ある日、アイスランドで暮らす羊飼いの夫婦が羊の出産に立ち会うと、羊ではない“何か”の誕生を目撃する。2人はその存在をアダと名付け育て始めるが——。

映画『LAMB/ラム』オフィシャルサイト

REVIEW

因果応報、自業自得ってこのことだなと思いますね本当に。それだけです。と言ってはおしまいなんだけど、それだけしかない。ホラーでもないし。たぶん近年で一番「ここで終わるか」って思いました。

以下ネタバレです。

こんなにひつじ側に思い入れが生まれるとは思ってなかった。アダちゃんはかわいい。目がキュるんとしてる。そりゃ産んだ母親は取り返したいよね、当たり前じゃん。娘を亡くしたくだりも印象的に表現されてたわけじゃないし、そしたらやっぱり人間には共感できない。

あと、弟いる?いらなくない?なんもしてくれないじゃん。なんで捨てられたかもわからないし。謎のしっとりした要素が生まれただけだった。

最後に出てきたアレはひつじの神様的なもので、その跡取りがアダちゃんなんだと思う。だからこそ絶対に奪ったらいけなかったんだと思う。あれからアダちゃんがどうなるかわからないけど、母親のことを聞いたら人間を憎むかもしれない。だから何って思うくらいなんだかわからなかった。アイスランドの神話とか民話なのかなこれは。

映画『グッバイ・クルエルワールド』

STORY

夜の街へとすべり出す、水色のフォード・サンダーバード。カーステレオから流れるソウルナンバーをBGMに交わされるのは、「お前、びびって逃げんじゃねーぞ」と物騒な会話。互いに素性を知らない一夜限り結成された強盗団が向かうのは、さびれたラブホテル。片手にピストル、頭に目出し帽、ハートにバイオレンスで、ヤクザ組織の資金洗浄現場を“たたく”のだ。仕事は大成功、大金を手にそれぞれの人生へと戻っていく。──はずだった。ヤクザ組織、警察、強盗団、家族、政治家、金の匂いに群がるクセ者たち。もはや作戦なんて通用しない。クズ同士の潰し合いが始まる。最後に笑うのは誰だ!

映画「グッバイ・クルエル・ワールド」公式サイト|絶賛上映中

REVIEW

映画として、物語としてそんなに悪いところもないし言うことないけど、説教くさくて「中年のかっこいい」を見せられてる気持ちになった。それがいいと思うのは監督と同じ感覚なんだろうなと思う。私とはかなり距離感があった。

これを見るなら蜷川実花の『Diner ダイナー』の方がツッコミどころがあることも含めて面白がれる。同じように斎藤工玉城ティナも出てるし、なにより平山夢明の原作なのでキャラクターが魅力的。

本作に話を戻すと、わりかしリアリティある感じに展開するのに、ところどころがファンタジー過ぎて食い合わせが悪すぎるのが胃もたれにつながってしまった。それもおじさんが好きそうな感じだなって。予告やポスター以上の魅力はなかったので見てください。

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映画『ヘルドックス』

STORY

警官時代に愛する人が殺される事件を止めることができず、その苦悩を抱えながら生きる元警官の兼高昭吾(岡田准一)。警察は関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入捜査を彼に強要し、データ分析で相性98パーセントと判定された無軌道なヤクザ・室岡秀喜(坂口健太郎)とコンビを組ませる。東鞘会最高幹部の一人でもある土岐勉(北村一輝)が率いる東鞘会・神津組に潜り込むことに成功した二人は、抜群のコンビネーションを発揮。連絡係の衣笠典子(大竹しのぶ)の協力を得ながら、組織内でのし上がる。

ヘルドッグス (2022):あらすじ・キャスト・評価・動画など作品情報|シネマトゥデイ

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REVIEW

TLにちらつくMIYAVIが気になって観に行ったけど、最高のアクションと坂口健太郎のわんこぶりで大体満足した。この二人が出ているからキャラクターを追って観られる。それ以外はシーン的なことでいうといろいろあっけなくて勿体ないなと思ったけど、そういう風な撮り方の監督なんだろうなと思ったから仕方ないです。

インファナル・アフェア』的な静かさとか、関係性の濃さとかを期待したらいけないです。「俺はこの映画を見てほしいんだ!!!」という圧をひしひしと感じるので、こちらに想像の余地がなくて個人的には面白みが薄くなってしまったというのが本音。あんなに魅力的なキャラクターがいるのに…

以下、確実なネタバレです。

 

明らかに作品としての良さが失われている点を1個だけ言うと、冒頭に判明した「警官である主人公が女子高生とデートしようとしてた」という事実をどうしても消化できなくて、というか消化しようがなくて困る。そんなことしていいと思ってる警官がその後いくら正論を言ったって正義を貫いたって「でもお前JKとデート取り付けてたじゃん」ってなってしまうので無理でした。犯罪じゃん。

 

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映画『ブレット・トレイン』

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STORY

世界一運の悪い殺し屋レディバグが請けたミッション、それは東京発の超高速列車“ゆかり号”でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが、次から次へと“ゆかり号”に乗ってくる殺し屋たち。彼らに狙われ、降りたくても、降りられない! 最悪な状況の中、列車はレディバグと殺し屋たちを乗せたまま終着点・京都へと走る… やがて明らかになる乗り合わせた10人の過去と因縁。そして京都で待ち受ける世界最大の犯罪組織のボス=ホワイト・デス! 思いもよらない展開が連続するミステリー・アクション!

映画『ブレット・トレイン』 9月1日(木)全国の映画館で公開 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

REVIEW

モモもん*1かわい~~~!ってなってくるのが不思議。

というか、色々ありすぎてモモもんに落ち着いてしまうのはこの映画の情報量(イメージ)の多さ故だなって。原作が伊坂幸太郎だから、全体的にもうちょっと落ち着いてるかなと思ったらそんなこと全然なかった。マジでキルビル。それっぽいんだけど絶対にありえない日本と日本人が続くことがかなりの違和感ではあるんだけど、そんな中で殺し屋が殺し合いをし続けているから「そんなことどうでもいいか」という気持ちになってくる。

出てくるキャラクターがみんな良いということで保たれる作品への興味ではあるんだけど、その中でもタンジェリンが好きすぎる。途中、超高速列車に飛び乗る無茶苦茶アクションが存在するんだけど、それさえ乗り越えれば、基本的にタンジェリンの良さに最後まで浸れる。だって偏屈そうなキャラクター(英国ルーツっぽい)が結局のところ相方想いという設定が嫌いなわけないじゃないですか。

あと、観終わって痛感したんですけど、これからはツイッターのタイムラインが言うことはちゃんと信じよう。『ブレット・トレイン』を今後観る人がいれば、『きかんしゃトーマス』を観て!!!本当に重要です!!!タンジェリンがちゃんとレモンの話を聞いていたことも実感できる。

個人的に一番好きだったシーンはメキシコの結婚式で穴という穴から血液やらなんやらを噴出させているところ。あれはもはやホラー。あとは『スネーク・フライト』を思い出す蛇。こんな豪華そうなメンツでB級映画を作るの本当に意味が分からないなとつくづく思いました。原作読もうかな。

 

映画『NOPE』

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STORY

ヘイワードは、唯一黒人が経営する広大な牧場がある平穏な田舎町だった。ある日、馬を外に連れ出していると、ひかる何かを遠くに見つけた馬が、鳴き声を上げて向かっていってしまう。町の日常は徐々に空を飛ぶ何かや、人に似た何者かによって脅かされていく。

NOPE/ノープ | あらすじ・内容・スタッフ・キャスト・作品・上映情報 - 映画ナタリー

REVIEW

ちょっと前に『アス』を見て、なんか陰謀論的な雰囲気が変に小難しくしようとしようとしているように感じてピンとこず、どうしようかなと思ったのですが、映画熱が高まっていたことと好きな芸人さんも観たと言うので観てきました。

正直、予告から感じたところを超えてはいなかったけど、それでもめちゃくちゃ面白かった。そもそもなにあのフジツボみたいなの…私はフジツボが海の近くにいる生物で一番嫌いなのに…もっとわかりにくい例えだと放散虫みたいな。第二形態もそれっぽかった。

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つい先日、オープンテラスのカフェに行って、そこで2回ほど夏の生き残りの蚊を殺したんです。2匹とも血を吸って丸々太っていて、それ自体は別に生き物だし生きていくためには仕方ないだろうと思ったんですけど、自分の目の前にうろついてきたらやっぱり叩いてしまうんです。その時「じっとしていてくれれば何もしないのに」とつくづく思った。それと今作は同じです。ただ人間が目についたから。だから襲われた。

排泄物に飲まれたシーンは一番意味が分からなくて好きだった。生きてるんだもんね。ゲップもするしうんこもする。それがあんな風に呪いの館を作り出すとは誰も思わない。最高。ジョーダンピールの作品だから、色々考察する人もいるんだろうけど、私は戦いの部分があまりに長くて疲れたのでもう当分はあれについて考えたくない。とはいえわからないのがコーディ(チンパンジー)のくだり。今回あれが襲ってくるように、人間の驕りに対するほかの生き物からのしっぺ返しという隠喩な気はするけど、答えは分からない。

結局は『遊星からの物体X』なんだと思う。それのでっかい版。

nope-movie.jp

映画『HiGH&LOW THE WORST X』

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STORY

SWORDの「O」鬼邪高校。
定時と全日に分かれるSWORD地区最凶の不良高校である。
その全日制で頭を張る花岡楓士雄(川村壱馬)は、
数々の伝説を持つ最強の男・ラオウをたずねて、戸亜留とある市にある鈴蘭すずらん男子高校を訪れていた。

その頃、鬼邪高の首を狙うSWORD内の不良達は、
虎視眈々とその機会を伺っていた…。

中でも、エンジ色の学ラン、通称“血の門”と呼ばれる瀬ノ門工業高校の頭・天下井公平(三山凌輝)は、須嵜亮(中本悠太)という最強の男の力を手に入れ、
さらには、同じく鬼邪高の首を狙う鎌坂かまさか高校と江罵羅えばら商業高校を傘下に加え、
「三校連合」を築き、その勢力を拡大していく。

鬼邪高の高城司(吉野北人)と轟洋介(前田公輝)は、そんな三校連合の怪しい動きをいち早く察知するも…その時は突然、訪れる。
遂に、三校連合による鬼邪高狩りが始まったのだ。

不意をつかれ、急襲されてしまう形となった鬼邪高の男達。
圧倒的不利な状況下で、これまで己の拳一つで答えを導いて来た楓士雄は、
次々に潰されていく仲間達を守り抜く事は出来るのか!?

そして、三校連合最強の刺客、須嵜との頂上決戦に挑む楓士雄!
楓士雄の拳はいったい何を語るのか?
本物のテッペンを決める戦いが今、始まる。

HiGH & LOW

REVIEW

ハイローというコンテンツがはじまって7年も経つんですか...びっくりした。9/10の舞台挨拶で最初から出演してるはずの龍くんと昂秀くんを見たけど、本当に20歳過ぎてるの?ってくらいぽわぽわしてて成長とは...になってしまいました。

そんなことはひとまず、HiGH & LOWというコンテンツを愛した人間にとってこの続編をどれだけ待ち侘びていたか。どんなことがあってもおもろいとは確信していたけど、今回はメインにLDH以外のキャスト(NCT127中本悠太くん、BE:FIRST三山凌輝くん)が入ったこともあり、ハイローのトンチキ世界に合うのか不安だったというのも事実で。でもそんなの無駄でした!マジで。毎度のことだけど、このシリーズの脚本的な何かに価値つけるような無粋な気持ちには一切なれず、全ての余白はこちらが自由に考えていい部分とみなして楽しみました!!!

 

鬼邪高校

冒頭、一人で鈴蘭高校に乗り込んでいく花岡楓士雄の背中を見た時、前作から良い意味で何も変わってなくて心底安心した。私はTHE RAMPAGEのオタクなので、楓士雄役の川村壱馬や高城司役の吉野北人のことはライブなどで見続けていたわけで、その中でいろいろ変化もあったと思うのですが、一瞬でハイローの世界に呼び戻してくれるキャラクターでいてくれることのありがたさ。まずそこが良かった。

元々、登場人物が多くさらにキャラクターが個性的な映画の中で、楓士雄は仮にも主役であったとしても特別目立つような存在ではないけど、とはいえじゃあ誰が中心かっていったら確実に楓士雄だなということに疑う余地はない訳です。それは神輿を担ぐ感覚に似ている気がするけど、とはいえ周りも楓士雄に先頭切ってもらってるだけじゃなくて、自分の行く末も任せている感じ。今作では特にそこに焦点が当たってるんだけど、そのことに違和感がないというか。見ている方も、「やっぱ楓士雄じゃなきゃ!」な気持ちになれる。

それを成り立たせている存在の一人が楓士雄の親友でもある高城司。楓士雄のことを尊重しながら楓士雄が100%の力が発揮できるように考えているというか。前作は割と楓士雄と司は「親友」という側面が強かった気がするけど、今回は鬼邪高校のNO.2としての考え方や発言が多かったと思います。特に、「あいつら助けになんか来ねえよ。お前らぶっ殺しにくるんだよ」という司のセリフに勝手に鬼邪高校の連帯感を感じて良かった…とはいえ楓士雄と親友であることには変わりないので、背中を預けあっていたシーンには唯一無二だった。

さらに、みんなも大好きな轟の成長が著しい。楓士雄も鬼邪高でトップ張っていくみたいな気持ちで満ち溢れていたことに一種の感動を覚えたけど、轟についてはハイローシリーズの初めからの蓄積があるから、「人間らしくなって…」という感動まであった。脇を固める辻と芝マンに対する思いもそうだし、今まで誰かを信じたり、判断を委ねたりすることなんて考えられなかったのに、楓士雄に対して見せた一瞬の失望はまさに楓士雄という人間を信じたから生まれたものなんだなって思ったら、ハイローが長く続いてよかったと思うまでありました。

鬼邪高校については、前作から引き続きのメンバーも多く、できるだけメンツをそろえたかったんだろうと感じられるところも多かったけど、それでもちゃんと団結した鬼邪高校を見ることができて良かった。*1

楓士雄が行き着いた自分たちの戦う理由とか、仲間や戦ってきた相手に対する考え方ってまあよくあるといえばそうなんだけど、普通それが簡単ではないというか。私の世代的に言うとポケモンの主題歌にも入っていた「昨日の敵は今日の友」ってそんなわだかまりなく過ごせることもそうそうないと思うけど、それも楓士雄が言っているのであればなんか納得できる。そのくらい彼が純粋な存在であることが、この作品の軸にあることで映画全体の余白とか違和感に対してこっちも本気で考える真剣さが持てる要素になってるなと。もっと簡単に言うと、内容にくさすることが無粋であると感じるくらいまっすぐな作品になっているな今回もと感じた。

 

鳳仙高校

前回は敵チームとして戦った鳳仙高校は、今回鬼邪高校をと共に三高連合と戦う存在として登場。人気キャラクターの小田島(塩野瑛久)の出演時間はめちゃくちゃ増えていた。小田島も司と同様にトップを支える存在でありながら、今回は割と広範囲に目を配る役になっていたのが印象的。オタクに都合が良すぎるプライベートタイムとか、圧倒的な安心感がある戦い方とか全部が最高。特にクライマックスシーンで楓士雄・轟と戦うシーンはそれぞれがそれぞれの役目を果たすことを第一に考えているようで美しかった。

あとは、シダケンね。前作では四天王の一人としてちょっぴりお茶目なのかなというキャラクターで描かれてたけど、今回は敵地に一人で出向いて、そこにいた人間を一蹴した姿を見て、夢女の命が救われました。*2*3ただ、夢女なのでダケンがボコボコにされた瞬間に映画館じゃなかったらギャン泣きしてたと思います。*4それくらい印象に残るキャラクターでした。

あわせてなんとか佐智雄も出てきて、これにはLDHのやる気を感じた。志尊淳のスケジュールを取らないでなんとかする、という選択肢もあったろうに、本当にありがたかった。

瀬ノ門高校

実質の主役は須嵜亮(中本悠太)だって見た人ならわかると思うけど、本当にそうでした。幼馴染であり瀬ノ門のトップである天下井公平(三山凌輝)をささえる参謀として存在し、実力であれば天下井なんて比較にもならないはずなのにどんなことを言われても、天下井だけを信じぬく姿は感動さえする。若干自分に酔ってるのかと思ったかと思うほどだったけど、最後の最後まで自分以外に原因を作らない姿にはなぜか圧倒された。須嵜亮が悲しければ私たちも悲しいという気持ちになってくる。

そんなだから、天下井が本当にくずというか雑魚というか、最初から喧嘩では誰も相手にしないようなキャラクターに仕上がっていたのが対比で良かったですね。観客はDV彼氏(天下井)から離れられない彼女(須嵜)という図を見ている気持ちになったと思います。っていうか天下井もあんなに正義感溢れる子供だったんだのに、マジで成長過程でなにかあったんだろうなと思うしかない(良い余白)。

ただ一方で、天下井の考える人間関係(上下関係)や現実世界でお金が重要だっていう考え方は、その通りなんですよね。HiGH &LOW THE WORST(ザワ)の場合、高校生にフォーカスしているからあんまり言及されませんけど、実際ヤンキー物語ってその時に輝いていた番長も、社会に出て初めて揉まれるというか、そう理想ばっかり言ってられないということに至るというか。前作で村山が卒業して本当の意味で大人になっていくようなことが、楓士雄や司、轟や小田島にもあるわけです。その中で彼らはどう生きていくんだろうなと漠然と考えましたが、自分が死んだ後のことを考える時くらい怖くなったので止めました。

余談ですが、ヤンキーが色々苦悩するところにフォーカスした作品に『ガチバン』があるので皆さん見てください。

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ちなみに不良(ヤンキー)映画を見ていると大体下記3つに分類できます。

①ナンバーワンを目指せ!タイプ
②学校なんてクソ食らえ!タイプ
モラトリアム人間夜露死苦!タイプ

不良(ヤンキー)映画を3タイプに分析!私的『ホットロード』の違和感解明 - 取り留めもない

前作は①+③で、今作は①かな、という感じ。だから何という話ですが③とかになるとヤクザとか大人が出てきて結構重めになりがち。今後ザワが続くとしていつまでも①は続かないだろうなと思うので勝手に考えて今から鬱。

須嵜と天下井に話を戻すと、二人のシーンで一番好きなのは、楓士雄が司を救った姿を見ていた天下井を、同じように須嵜だけが守ろうとしたところ。その前に司から「お前は誰も助けに来ないだろうな」って言われてた伏線回収過ぎて分かりやすく泣いた。みんな好きだと思うけど私も当然好き。

 

余談

先にも書いたように、今作ではLDH外のキャストがメインで役を演じていて、作中歌も歌ったりしている。そして共通点の多い者同士、気が合って仲が良くなったらしい。

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キャストの注目度もあってインタビューやTV出演も多くて、ハイローというコンテンツが好きな人間としてはうれしいことばかりなんだけど、長くやっているシリーズを見てきたからわかる悲しさも同時に感じ始めている。それは、それぞれが個々の領域でより強く輝いていくから起こりうることで、もう同じように全員が集まって作品を作ることがないかもしれないということ。キャストが「16歳から日本を離れてしまったことで経験できなかった青春を過ごした」と言っていたけど、青春は短く儚い。私の好きな舞台作品の台詞でこんな部分がある。

僕たちの出会いとはなんなのでしょう

バラバラになるのが定めなら、僕たちは何のために出会ったのでしょうか

いつかバラバラになるなら

あの日、あの時あの場所で僕たちは何のためにひとつになったのでしょう

 

いつかバラバラになるために、私たちはひとつになったのだよ

柿喰う客『露出狂』抜粋

本当にその通りで、作品を通じて生まれた関係性にエモさを感じてしまうほど、この作品が好きです。HIROさんありがとう。いつまでもお元気でお過ごしください。

まとまる範囲で書きたいことは書いたけど、HIROさんへの感謝しか述べられなくなったから以下は箇条書きで失礼します。

  • ザワクロは最高
  • マジで前半はどうでもいい後半だけで1億点
  • ここで全部帳消しになる 映画『HiGH&LOW THE WORST X』Music Trailer〔アクション篇〕/PSYCHIC FEVER「WARRIORS」【9.9(Fri.)ROADSHOW】 - YouTube
  • あとこの使命感で溢れてる陸さん*5の歌が最高 RIKU (THE RAMPAGE) / Stand by you (映画『HiGH&LOW THE WORST X』劇中歌) - YouTube
  • 余談だけど、楓士雄と司が2人で戦うシーンで陸さんの歌を流すのは無理が過ぎる(もちろんいい意味)
  • 北人さん(司)の金髪はどっちかっていうと黄色髪
  • 司も今回ボコボコだけど鼻血が似合うってどういうことなの
  • 楓士雄の司フライングキャッチは全てのアングルから何度も見たい
  • 司はダチじゃなくて楓士雄の親友なので...
  • 短ランのボタン開けながらゆっくり歩いてくるの怖すぎる、ランウェイではないのに
  • 体育館に寝転んで「ムカつく、空が見えねぇじゃねえか」の台詞は流石傲慢こうちゃん(天下井)ムーブで人ってそんなに簡単に変わんないなってにっこりした
  • っていうか公平(fair)って名前本当に最高じゃん
  • 冒頭から出てるのに半ば過ぎからしかまともに喋らないしミステリアスな存在なのに、始終敬語なのでギャップの塊・須嵜亮。濡れた子犬というより憂いの化身
  • 小田島と門司(堀夏喜)のサービスカット is 何
  • 氷室を絶対に好きになるはずだったのに尺の問題で仕留め損ねられてこちらも半殺しの気分。だからエンドロールで意味わかんない行動するしかなかったんだよ氷室くん…
  • 天下井と須嵜のスピンオフください
  • 小田島、シダケン、サボテンのスピンオフもください
  • 中中がNeedlesのジャージ着てて「富じゃん」ってなった

 

関連記事

aooaao.hatenablog.com

*1:神尾楓珠くんの離脱のさせ方とかまあまあ納得性があった。忙しいもんな。

*2:私はそもそも荒井敦史さんのオタクです。

*3:荒井敦史が演じた中で特に好きな役の話 - 取り留めもない

*4:私が知る限り荒井さんはいつも殴られてボコボコにされていますが…

*5:主題歌のTHE POWERも歌うTHE RAMPAGEのボーカル。そのほか2人のボーカルは花岡楓士雄役の川村壱馬と高城司役の吉野北人

【更新中】My Coming of Age Story

Coming of Age Storyとは所謂「大人になること」なので日本語で言えば「青春モノ」と言われるジャンルの作品です。個人的にこれは自分の最も青いところに突き刺さる作品だと思うものをメモ的に残しておきたいと思います。

映画

邦画

青い春(2002)

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ナイン・ソウルズ(2003)

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キッズリターン(1996)

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昭和歌謡大全集(2003)

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凶気の桜(2002)

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GO(2001)

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ピンポン(2002)

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害虫(2002)

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リリイ・シュシュのすべて(2001)

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スワロウテイル(1996)

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スクラップ・ヘブン(2005)

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洋画

トレインスポッティング(1996)

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エレファント(2003)

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ラストデイズ(2005)

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パラノイドパーク(2007)

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KIDS/キッズ(1995)

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ドラマ

池袋ウエストゲートパーク(2000)
青の時代(1998)
六番目の小夜子(2000)

小説

乙一『GOTH』
天樹征丸『東京ゲンジ物語』