取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

映画『青くて痛くて脆い』

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www.youtube.com

STORY

 人付き合いが苦手で、常に人と距離をとろうとする大学生・田端楓と
空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃。

ひとりぼっち同士の2人は磁石のように惹かれ合い秘密結社サークル【モアイ】を作る。

モアイは「世界を変える」という大それた目標を掲げボランティアやフリースクールなどの慈善活動をしていた。
周りからは理想論と馬鹿にされながらも、モアイは楓と秋好にとっての“大切な居場所”となっていた。

しかし
秋好は“この世界”から、いなくなってしまった…。

秋好の存在亡き後
モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系の就活サークルに成り下がってしまう。

変わり果てた世界。
取り残されてしまった楓の怒り、憎しみ、すべての歪んだ感情が暴走していく……。
アイツらをぶっ潰す。秋好を奪ったモアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも……。

楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み【モアイ奪還計画】を企む。
青春最後の革命が、いま始まる−− 。

映画『青くて痛くて脆い』公式サイト

REVIEW

展開は想像してたとこどもあるけど、そこよりも感情むき出しの吉沢亮(楓)に衝撃を受けた。大学生だなって。あんな人間に対しての感情、私も学生までだったな、とちょっと羨ましくなったし。

あと、個人の理想と組織の理想をあわせるのは難しいとつくづく思った。いろんな人が介入してくると、ひとりひとりの繋がりが希薄になるし、理想や人の他に組織のことを考えなくちゃいけなくなる。個人の理想をいちいち加味することもできなくなる。団体の方向性も変わらざるを得ないよなと。こういうのを観るたび資本主義の利点と美しさにも気がつくと言うか、お金を稼ぐことって悪じゃないし、本来的に多くの人を動かしたければどこかでお金が動くだよなと。お金を稼ぐということが中心にある活動のほうが、堅い。多くの非営利団体が素敵な活動をしていると思うけど、そこには圧倒的なリーダーと理想が揺るぎなくないといけないと思うし、やっぱり大きさには限度があるんだよなあと。

秋好も楓もちょっとずつ変わっていって、お互いに感じる価値も変わっていて、でもそんなこと無視して楓は秋好を糾弾して。でも、その糾弾に対して素直に「間に合せの関係だった」と認められる秋好は大人だなと。ということで分かったのは、本当の理想主義者は秋好ではなく、楓だったんだなってこと。潔癖ぐらいな勢いで理想を追い求めてたんだろうなと。方法は最悪だったけど。

秋好はきっとよいリーダーになる。そのために、楓の存在や今回の出来事は重要だった。まあ大学のサークルなんて大体は害悪しか産まないけどな。

一週間遅れのお盆休みで遊びまくる(5日目)

昨日はメルカリの荷物を持っていくのと最寄りのサンドイッチ屋さんに行って完売の洗礼を受ける以外に何もしていなかったので、今日が最終日です。暇人の遊びもこれまでです。

 

立川(IKEA

盛れてない写真コンテストでも優勝できるくらいの写真しかない。理由はIKEAでご飯食べて満足した瞬間に、その写真を撮ることを忘れていたことに気がついたからです。実際、サーモンとラザニア、マッシュポテトとチョコレートケーキという糖質オブ糖質だったので、後悔はしています。美味しかったですが。

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GREEN SPRINGS

IKEAの隣りにある商業施設(ららぽーとではない)

greensprings.jp

よくわからんデベロッパーが作ってる、よくわからんコンセプトの施設。そもそも入ってるお店で知ってるのがほぼなくてびっくりした。


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www.northlink.co.jp

よく知らんおしゃれなコーヒー屋さんのコーヒー美味しかった。ここぞとばかりに認証ショット。爪が死んでいる。


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ひとまず外が涼しかったので、ただ座って過ごすには良い場所でした。施設の中に小川があったり芝生が敷いてあったり何かと謎だったけど。

最終日いつも以上に内容がないけど、今日学んだことは「人と遊ぶと時間が過ぎるのはあっという間」ということですね。光陰矢の如しとはいえ、早いにもホドがあるぞ。来週からは頑張ろう。来週は、頑張るからね。などとどこかの戯曲の台詞を引用しても。つらい。つらすぎる。おわり。

  

今までの記録というかなにか↓

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一週間遅れのお盆休みで遊びまくる(4日目)

4日目にしてネタ切れ感があるんですけど出かけるには出かけました。

西荻窪(松庵文庫)

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いい雰囲気の中で本読もうかなと思って。で下の写真を撮ったらめちゃくちゃ匂わせになってしまいました。既婚でもないし相手もいません。いればこんなに一人で歩き回ってない。
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これが自然派の極みか...って感じのお料理で、このこだわりはすごいなという月並みな感想しかでてこなかった。毎日は食べられないかな、わたしは。

shouanbunko.com

Amy's Bakeshop

こんな状況じゃなきゃお店の中でも提供してるらしいですが、今はテイクアウトのみでした。焼き菓子屋さんです。西荻窪、焼き菓子屋と古本屋が多い。謎の街。
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amysbakeshop.com

あとは下のサイトに書かれてるみたいなところに行きました。

zakka.30min.jp

でもマジで疲れていたからかとっとと帰りました。かき氷食べればよかったかな。

www.ozmall.co.jp

 

 今までの日記↓

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一週間遅れのお盆休みで遊びまくる(3日目)

はい、仕事日を挟んで3日目です。それまではこちら↓

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鎌倉(江ノ電

 今までは美術館続きでしたが、今日は自然を目指して、フリーパス的なものを活用しようとこれを買いました。

www.odakyu-freepass.jp

完全にお得なんですよ。普通に新宿から鎌倉に行くだけで往路900円くらいかかるので。でも、ただ、小田急で鎌倉に行くのはかなり暇人の成せる技というか、JRで行けば半分くらいの時間で行けるので…まぁでも暇なので良いんです。

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なんだかんだ1年に1回くらいは来てる気がする。

 

OXYMORON(小町通り

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行きたいと思いつつ行けてなかったお店。鎌倉駅の近くにもあるはず。しゃれた店ではカレーもごはんより草の方が多い。おいしかった。固焼きプリンもたぶん有名。

www.oxymoron.jp

 

蝶矢(鎌倉駅近く)

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チョーヤが京都と鎌倉だけでやってる体験工場みたいなとこ。予約すればここで梅酒づくり体験もできる。ノンアルコール飲料しか売ってなかったのでちょっと残念だし、味はまぁまぁ。フォトジェニックではある。

kamakura.choyaume.jp

 

長谷駅の方の由比ガ浜
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誰もいない感じを出してますが、由比ガ浜の海水浴場方向(向かって左)はめちゃくちゃ人がいます。海開きされてないのにみんな海が好きらしい。そんな私も海が見たくて来たので同じ穴の狢。日差しは強かったけど、それなりに涼しい風も吹いていて、その瞬間だけは気持ちがよかった。風が止むと地獄だけど。不思議なんですけど、どんなに気持ちがよくても海って人間のHPをエグイくらいに削っていくことを知りました。10分ぐらいその場にいただけで疲れ切った。

海と言えばハルカリですよ。これ海で聴きたくて行ったみたいなもんです。

www.youtube.com

その流れでChelmicoも聴いた。

www.youtube.com

LIVE YEAH以降、どっちみちハルカリは戻ってこないしなと思って聴くようになった。とにかくお洒落。

 

明日明後日どうしようかしら。結構ネタが切れてきた...

一週間遅れのお盆休みで遊びまくる(2日目)

1日目の記録がこちら。

aooaao.hatenablog.com

 

本論と関係ないんですけど、UZUでやってたアンケートに答えたらリップが届きました。黄色むずい。でもありがとうございます。

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木場(東京都現代美術館

www.mot-art-museum.jp

2年に一度くらい行く東京都現代美術館。企画展3つ+常設展で3,000円がちょっと高いかなと思ったけど、昨日のマンガ展の100倍面白かった。

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もつれるものたち

横浜トリエンナーレでもそうだったけど、現代アートって大体環境と地球の話をしてる。

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おさなごころを、きみに

結構子供が多かったんだけど、これが目的だったっぽい。触って体験できる作品が多いからかなりの頻度で手の消毒をしました。写真は角度によって見える鹿と私の新しい名前です。

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オラファ―・エリアソン ときに川は橋となる

今回のメインっぽいのがこれだったんですけどあんま好きじゃなかった。普遍的。

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常設展

かの有名な『IMAGINE』です。

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二階のサンドイッチ

地下の『100本のスプーン』でも良かったけどなんか他にもあるからなと思ってサンドイッチを食べました。自分へのお土産も。

www.smiles.co.jp

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それからまた飛んで、恵比寿に。

恵比寿(東京都写真美術館

結局一番通ってる美術館。多分写真の作品が好きなんだと思う。

topmuseum.jp

森山大道の東京 ongoing

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3813.html

みんな大好き森山大道。もちろん私も好き。新大久保で地道に頑張ってるアイドルの写真が一番つらかった。

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あしたのひかり 日本の新進作家 vol.17

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3815.html

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岩根愛

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これが中でも好きだった原久路&林ナツミさんの作品。でもほんとちょっと色気を感じてしまう。いいのかな。

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赤鹿麻耶

なんかこれも面白かった。

エキソニモ UN-DEAD-LINK アン・デッド・リンク

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3817.html

良い。めっちゃ良い。こういうインターネットのゴミ(いい意味)みたいな作品大好き。

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液晶に直接ペンキを塗ってペンキの入れ物をその塗ってない部分に映すという。マジで天才だと思った。

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スマホでアクセスしたサイトで画面をを触るとべたべた指紋がついて、その前にあるスクリーンに指紋が映るやつ。という説明を書いても分かりにくいと思うのでリンク貼っておきます。

インターネット会場

渋谷(MIYASHITA PARK)

www.miyashita-park.tokyo

コンセプトがアレだとか、文化盗用だと何かと話題ですが行ってきました。三井ショッピングパークの施設なんですね。渋谷は東急が多いから不思議。

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個人的には最近新宿店になくなったNOSE SHOPのガチャガチャを回しに行ったみたいなもんなのですが、こんな暑いのに屋上の庭でスタバをすすってる人が多いこと。

 私は屋外はもう無理なので、CAFÉ KITSUNÉでアイスカフェラテを飲みました。

maisonkitsune.com

最後にパンを買ってきて今日は終わりです。初めてのパンとエスプレッソ。

mitsui-shopping-park.com

 

チャイナエクスプレスもあるからあのジャンクが食べたくなったら行こう〜!

 

で、明日はというとマジ中日に仕事をしないといけないので働きます。そしたらまた休みます。って書いてて急に悲しくなったけど、NOSE SHOPでやったガチャと届いたCOLORIAの香水の香り嗅いでたら少し元気になった。COLORIAって香水のサブスクです。いいなと思って始めたけど、香りを嗅げないまま買うのはめちゃくちゃリスクがあるので即やめました。ひとまず手に入れたやつをメモっておきます。

 

noseshop.jp

爽やかな香り。めちゃくちゃかっこいい男がつけてそう。バカ高いので正規では買えないしそこまでほしいかと言われると悩む。

shiro-shiro.jp

これお店で試したことあった気がしたんだけどなんか想像と違った。スパイス感が強い。

coloria.jp

レザーと煙草なのに甘い香り。つけたてより時間が立ってからのほうが好き。

どれもすごく好き!ではないけど嫌いじゃない。最近のヒットはLABORATORIO OLFATTIVOのTantrico

noseshop.jp

 

以上、仕事嫌過ぎる。

追記:【今日の学び】東京都現代美術館でも東京都現代美術館でもTポイントが貯まるし使える。

一週間遅れのお盆休みで遊びまくる(1日目)

題名そのままなんですけど、帰省もできないんで都内・近辺で生きたいところに全部行こうと思い立って予定立てて一日目。朝一で六本木に居ました。というような日記なのでしょうもない感じですが日記なので。

ところで最近はずっとAwichを聴いています。ずっと聴いています。

www.youtube.com

六本木駅(ミッドタウン前)

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マジで人がいない。これが六本木の朝なの(AM10時)そして目的地はここ。

新国立美術館(MANGA都市TOKYO)

manga-toshi-tokyo.jp

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こういう状況下というのもあって時間で予約制なんだけど、朝一だからかめちゃくちゃ人いなくて最高だった。暇だと大体美術館か映画館行くけど、平日の美術館が最高。特に展示の内容で主だった学びはなかったけど、上條淳士の『8』と『TO-Y』が読みたい。あと『すばらしきこのせかい -Final Remix-』がやりたい。これはメモです。

つるとんたん(お昼)

なんか六本木にきていつも食べないもの食べようっておもったらここしか思いつかなかった。

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やまかけなんちゃらうどんです。美味しかったけど、店員さんが「細い麺に代えられますよ」って教えてくれた意味分かった。氷が削られて乗ってるからどんどんうどんの歯ごたえが良くなっていく。これは代えた方がいい。

六本木蔦屋書店

そもそもの場所がめちゃくちゃ遠いよね、六本木の蔦屋書店。f:id:aooaao:20200817201926j:plain

蔦屋書店って、行くと大体写真集のコーナーに行くんだけど、やっぱりペトラ・コリンズの写真集欲しいな。あともう一つくらいほしい写真集あったんだけど忘れてしまった。以上です。

みなとみらい駅横浜トリエンナーレ

六本木から横浜ってまあ遠いかなと思ったんですけど乗り換え1回だけだったので行きやすさはありました。

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この展示、横浜美術館とプロット48という場所でやってるんですけどこの二か所まあ近くではない。この間に工事現場とビルしかないし面白くない。なのでずっとAwich聴いてました。

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このプロット48で記憶に残ってるのは海老です。永遠に海老。

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そんな中で一番好きだったのはこの展示です。ラス・リグタスという方の作品です。神秘的でエキゾチックで謎です。

そんなこんながお休み1日目。明日も20時のシブザイルが始まるまで出かけるのでまた書きます。

 

 2日目はこちら↓

aooaao.hatenablog.com

 

映画『Honey Boy』

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www.youtube.com

STORY

 大人のふりをしていた、12才の自分に会いに行く―
若くしてハリウッドのトップスターに躍り出たオーティス(ルーカス・ヘッジズ)は、撮影に忙殺されるストレスの多い日々の中で、アルコールに溺れるようになっていた。2005年のある夜、泥酔して車を運転し事故を起こしたオーティスは、更生施設へ送られる。そこでPTSDの兆候があると診断され、「まさか」と驚くオーティス。原因を突き止めるために、今までの思い出をノートに書くようにと言われたオーティスは、過去の記憶を辿り始める。真っ先に思い出すのは、父のこと。
10年前の1995年、子役として活躍する12歳のオーティスは(ノア・ジュプ)いつも突然感情を爆発させる前科者で無職の“ステージパパ“ジェームズに、振り回される日々を送っていた。そんなオーティスを心配してくれる保護観察員、安らぎを与えてくれる隣人の少女、撮影現場の大人たちとの交流の中で成長していくオーティスは、新たな世界へと踏み出すのだが──。

映画『ハニーボーイ』 公式サイト

感想

原作はシャイア・ラブーフの自伝で、本作主人公のオーティスはシャイア・ラブーフ自身と思われ、でも実際シャイア・ラブーフはオーティスの父親役を演じているという。なんとも自分自身をえぐっていくような作品です。『マザー』に続いて最近は毒親ものばっかり観ている気がする。特に好きなテーマってわけでもないのですが…

 

aooaao.hatenablog.com

 

 子供の稼ぎで生きていく親なんてザラにいると思うのですが、子供が「僕の(私の)おかげで生活できているくせに」と思わないわけがなく。大体そういう場面で親は激昂し、今回だとちゃんと働いている母親をけなす父親とどこまでもクズだなと感じはする一方、まだ意識はしっかりしているので救われているというか。『マザー』で長澤まさみが演じた母親は完全に自分を正当化していたので観ていてつからったけど、今作は子供から親への愛情が感じられました。わずかにね。シャイア・ラブーフが自分自身の過去を美化したかったといえばそれまでだけど、真実はわからないし。

貧しい親子がモーテルで生活しているのってアメリカあるあるなんですかね。そうなんでしょうね。その日暮らしでも住む家が確保できるから重宝するんでしょうけど、『フロリダ・プロジェクト』とか観てると割と楽しそうだなと思う。日本だったら長屋とかなのかな。あっちのほうが陰鬱な感じがする。

aooaao.hatenablog.com

 主役のオーティスを演じるノア・ジュプが出てきた瞬間、映画館の隣の席の女性が息を飲んだので「そんなにアイドル化してるの???」って思ったんですけどどうなんでしょう。かわいいからこれからめちゃくちゃ話題にはなりそう。泣き顔も良かった。あと個人的には最近ルーカス・ヘッジズをよく見る。『WAVES』に出てたし、来月観ようと思ってる『mid90s』にも出てる。 彼も観るたび大体泣いている。かわいい。あとFka Twigsは最高。流石に少女には見えなかったけど。

aooaao.hatenablog.com

 思ってたよりハッピーな終わりだったので「いいやん」って思ったけど、実際現実だったら悲しいなと思ったのでプラマイゼロです。

監督はアルマ・ハレルという方。i-Dなんかでドキュメンタリーを撮ってる人だそうで、そんなわけでFka Twigsも出たのかしら。今後の作品も楽しみです。

i-d.vice.com

 

公式サイト

gaga.ne.jp