取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

祝・ファイブ実写化

以前より「好きだ」と声高に叫んでいた少女漫画『ファイブ』の実写化が決定しました!

fivedrama.ponycanyon.co.jp

フジテレビのドラマとのこと

どこから突っ込めば良いのか。まずフジテレビのドラマにおける頑張りの方向性がやたらめったらな感じで見ていて面白い。この間発表された安藤政信のドラマもフジテレビ。こっちは主演は安藤政信で、脚本と役者がヨーロッパ企画という玄人好みな雰囲気。

ストリートワイズ・イン・ワンダーランド―事件の方が放っておかない探偵―

 

そんなフジテレビが『ラブホの上野さん』『クズの本懐』『きみはペット』に続く漫画原作深夜ドラマの原作に選んだのが『ファイブ』って、きみペと同様「今何年?」感が強い。原作好きだからされることはメッチャ嬉しいのだけど、そんなに読んでる人が多いと思わなかったから、ドラマ化する需要あるのかって心配になってしまった。でも、学園モノで「イケメン」役が沢山ってなると題材的には最高なのかなァと。

舞台で人気の若手俳優大量投入!

清水トシ:佐藤流司

泰楽ジュン:黒羽麻璃央

岩淵拓依:松岡広大

有沢ナオ:西井幸人

矢内小次郎:根岸拓哉

麻生ひな:浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)

山近亨:戸谷公人

中込悦:岡本杏理

中込充:水田航生

小諸佳那:加弥乃

 

最初「2.5次元俳優沢山だ~」とか考えたんですけど、そこまで漫画原作をやってる人が多いわけではないので、「舞台で人気の若手俳優」が適当かなと。それでこのメンツ。何がなくとも『男水!』が意識されるわけですが(麻璃央くんは重複)、個人的には主たるメンバーに西井幸人と根岸拓哉がいるのがアツい。なんだこのD2推し。西井幸人に関しては、花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス2011を思い出す。そういえばあれもフジテレビでしたね。今回はワタナベエンターテインメントアミューズが二強という感じで、スタダの勢力が感じられないのが謎(いるけど)。フジテレビとナベプロは懇意な感じあるので分かる!!!という。

『ファイブ』のキャラクターについて

各キャラクターについてはWikipediaを参照ください。ファイブ (ふるかわしおりの漫画) - Wikipedia

佐藤流司がトシっていうの わかりみがありすぎて……スカしたカッコ良さ。メチャクチャ遊んでいるという設定をリュージサトウに付加されたら最高すぎてしんどい。どうしたものか。私の彼のイメージはほぼブログですが、中身はピッタリと思います。見た目と身長は違うものとして考えます。

黒羽麻璃央の泰楽は個人的には良いなと思うのですが、会見の写真を見るとメチャクチャ細くて健康状態が心配だなって。言動がミステリアスで、妖しい雰囲気の青年(お金持ち)泰楽をどう演じてくれるのか楽しみです。

松岡広大くんのことは、ナルトだってこと以外ほとんど存じ上げないので申し訳ない。でも拓依の元気っ子な感じわかる。でも私は勝手に佐藤流司とシンメの子という認識なので、ここが女の子を巡ってバチバチに争ってるのをはやく見たいです。

有沢ナオの西井幸人と矢内小次郎の根岸拓哉は正直解釈違いなのですが、これはきっとこの二人の中身をほかより知っているのでそうなるのかなと。悔しい。もっと理解したかった。はやく動いて。

麻生ひな(姫)はSUPER☆GiRLSの浅川梨奈ちゃん。SUPER☆GiRLSの子は、女優として出会うことが多いので、期待しています。そして可愛い。あとはナチュラルにツンでいてほしいな。ツンというよりチャンスに鈍い、鈍感なキャラクターなだけだけど。

生徒会メンバーはアミューズ的に熱いと有識者から聞きました。あと、私の漫画実写化の原体験は『チョコミミ』なんですが、それにもDボと今回は小諸佳那役の加弥乃ちゃんがいますね。『チョコミミ』は実写化としては高いなのでクオリティでおすすめ。

www.tv-tokyo.co.jp

余談ですが、『チョコミミ』には性別不明なキャラクターがいて、それを剛力彩芽ちゃんが演じています。『ファイブ』の謎の美男子の真人千和櫻井圭登くんが演じるということですが、舞台『艶漢』のあれを見知っている人間としては期待が膨らむ。

『ファイブ』は毎回アクションシーンがある謎い少女漫画なので、動ける俳優たちのアクションも楽しみですね~。いや、めっちゃ楽しみですよ。推しは出ないけど(最近の口癖)

 

関連記事

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追記

 百瀬くんが乃浬ちゃんに決定~~~!これメチャクチャ嬉しい。

いまさらFALL OUT BOYのススメ

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www.hipjpn.co.jp

来日する度に行っちゃうし、ライブDVDも買っちゃうしといういつまでも私の青春であるFall Out Boy。ツアー初日に新木場まで行ってきたのだけど、やっぱり楽しかった~~~!という誰のためにもならん記録を残しそうだったのでFOBの愛すべき点や見どころを箇条書きしていきます。

全体的に演奏が下手

これそんなに言ってる人は見ないんですけど、私個人の感想としてはメチャクチャライブの演奏が下手だな~~~と思います。なんだろう、ボーカルのパトリックの素晴らしいメロディなど関係ないと言うような、自己主張の強いギターとドラム、そして高度な演奏もないのにいっこうに上手くならないベース。でも、全部愛せるって感じ。そもそも、客は全力で歌ってるので、あんまり気にならん。

PETE(ベース)のMCが口下手過ぎる

そもそもテンションのガンガン上がった状態で聞く英語なんてほとんど頭のなかに入ってこないんですけど、彼自身「上手いこと言ってるようで基本的には文字起こしすると恥ずかしい」内容をお話いただいているので、客は流しがちです。分かってもそんな重要に感じないことも多いしな。でも、初期から必ず入れてきます。この時の見どころは静かに待っているほかメンですね。

VJがあんまり曲と関係がなくて邪魔

ディスみたいになっていますが、ディスですね。よくあんなに統一感のない映像に仕上げられるなと思います。実は深層心理的なものが、っていう話なら馬鹿なのでわかりません。

基本的にメンバーがビジネスライク

私がそう見えているだけなのですが。もちろん仲が悪いと思ったことはないけれど、FOBに関しては商業的に成功したバンドとしての挟持と惰性を感じるところも良いなと思います。映画『ララランド』のセブがバンドのツアーやらなんやらで全然時間がなくて~っていうあの感じ、このバンドがクソ人気だった頃にめちゃくちゃ感じてました。 一度活動休止したけど戻ってきてくれて、何があったか知らんけど、ファンはまたライブに行ける事自体が嬉しいんだよ。わかってる~!2013年のサマソニ*1でも泣いた勢です。

メンバーがメチャクチャ動く(ドラムを除く)

固定位置はあるんですけど、皆動きまくってるし目が足りない状況が常にあります。

『American Beauty/American Psycho』の盛り上がりが尋常ではない

もちろん『Dance, Dance』とか『Phenix』『This Ain't A Scene, It's An Arms Race』では盛り上がるんですけど、この曲に関しては意外だったというか。コール&レスポンスがあるとか、歌詞分からんでも歌える最高の曲だってこと。

www.youtube.com

定番の流れがある

セットリストはツアーで変わるには変わるんですけど、いわゆる「皆が好きな曲」はやってくれるのが素晴らしいなと。初期のパンク色の強い頃の曲とか。お決まりなのは最後の曲が『Saturday』であることですかね。記憶が定かじゃないけど、このMVは曲を出してから結構あとに撮影されたかなんかで、いい感じにエセっぽい。

www.youtube.com

107 Fall Out Boy Facts 

あと107 Fall Out Boy Facts YOU Should Know (Ep. #58) をなんとなく自分用にまとめました。ご査収ください。(割愛しています)

  • シカゴ出身のパンクバンド
  • アンディー(ドラム)の影響を受けた人はメタリカのラーズ・ウルリッヒ
  • パトリック(ボーカル)は本屋で出会ったジョー(ギター)に誘われた
  • ジョーとピート(ベース)が元々知り合い
  • パトリックはドラマーとして入ったが、すぐにギターになった
  • パトリックはソロとしても活動
  • パトリックはプリンス、マイケル・ジャクソンピーター・ゲイブリエルフィル・コリンズ、デビッドボウイ、ビートルズレッド・ツェッペリン、グリーンデイ、ブリンク182、エルヴィス・コステロ、ジャンルではクラシックに影響を受けた
  • ピートはサッカーと音楽が二大関心事
  • ピートが影響を受けたのはスミス
  • ピートは鬱っぽい時がありそれがFOBの原動力でもあった
  • ジョーはグリーンデイに影響を受けた
  • アニメのシンプソンズのキャラクターがバンドの由来で、ファンが名付けた
  • 初のライブはカフェテリアでブラック・サバスのコピバン
  • 最初のEPを出した頃にアンディー加入
  • 最初のレーベルはUPRISINGレコードで、その後Fueled By Ramenへ
  • 『Sugar, We're Goin Down』で一躍有名に
  • SNSMyspace)で人気拡散
  • FOBは映画のサントラ(ゴースト・バスターズ、ナイト・ビフォー・クリスマス、ビッグヒーロー)としてよく使われている
  • 2006年のグラミー賞ノミネート
  • ジェイジーやウィズ・カリファなどヒップホップアーティストとコラボ
  • ピートがDECAYDANCEというレーベルを立ち上げる
  • 現在DCD2に改名
  • DCD2にはトラヴィスマッコイ、Panic! At The DiscoCobra Starshipなどがいる
  • ピートはアシュリー・シンプソンと結婚していた(子供もいる)
  • ピートはBLACKCARD名義で活動もしている
  • パトリックは作曲家としても活躍
  •  SAVE ROCK & ROLLのアルバムのMVシリーズは『The Young Blood Chronicles』*2
  • 『The Young Blood Chronicles』はダフト・パンクの『インターステラ5555』に影響を受けた
  • 2009年、無期限の活動休止発表
  • 2013年、約4年振りにアルバム『Save Rock and Roll』とともに活動再開
  • ピートは恋人との間に実質二人目の子供がいる
  • ジョーとパトリックも既婚者で子持ち
  • FOBとしての収入は均等に分けられている

これ書き出してみたけど、自分がアクティブなファンだった頃からそんなに情報の更新がないな。という感じで、昨日のライブでは古き良きバンドを聞きにこられている風情の二十代以上が多かったので、ワンオク*3経由でもなんでも良いからFOB聴いてねという気持ちです。

www.youtube.com

*1:FALL OUT BOY | LINEUP | SUMMER SONIC 2013

*2:The Young Blood Chronicles - Wikipedia

*3:アメリカのレーベルがDCD2で、日本のワンオクツアーでもFOBがブッキングされている。

イベント『D2 LIVE~お母さんありがとう~』

www.omotesando-ground.jp

行ってきました。p.o.tのイベントは昨年の三津谷さんソロイベ以来。あの時はメチャクチャ祈りを捧げてました。

aooaao.hatenablog.com

こんな感じで感動的なイベントになるのかな~と思ったらほとんどの時間そうではなかった(笑)コンセプトそのまま荒井敦史池岡亮介、白又敦本人が「楽しい」と思うイベントにということで、まあ緩くて緩くて。ファンしかいないので「わかってるだろお前たち」感がたまらなかった。三人の中で誰もそんな俺様キャラいないんですけど、自然にズケズケしていく感じ。親戚の子供くらいな印象でした。あと、荒井&池岡(変人)+白又(常人)に自然と分かれてしまう感じとか「最高か?」と思いました。詳細なレポーティングはすごく苦手なので、こちらの方のエントリなどを参照していただけると空気感が伝わってくるかなと。素敵なレポありがとうございます。

roseywelt.exblog.jp

私の中で俳優は、物語の世界を表現する存在であり、素敵な世界を見せてくれるから応援したくなるものなので、特に「応援すること」自体に拘泥する必要もないんだろうなという気がしています。私はD2が好きで「若手俳優」というジャンル(そういうものがあるとして)を知ったし、演劇の表現世界も知ったので本当に感謝しているんですね。だからこそ、彼らがこうして活動し続けてくれることがありがたいし、彼かのお陰で素敵な作品に出会えることが幸せです。白又くんのお母さんが「いつか一番好きと言える俳優になってください」と手紙の中で言っていたけど、全員に対してそう思っているかもしれない。リアルおかんがそう言ってるし、私もそれでいこうと思う。

お決まりの握手タイムは去年の失言もあるので無心で望みました。推しは嫌に飾ってなくてリアルにかっこいい雰囲気なので本当に凄いと思います。いけぴは目が大きくて顔が小さくて一番アイドルみがあった(中身は最もカオス)。白又くんは若手俳優ですね。周りの人間の個性が強すぎるので反面教師でしょうか。正統派でイイナと思うんですけど、それを認めない空気感が謎過ぎて最高でした。

お笑いライブを観に行く感じで行くので、年2回ぐらいの開催でお願いできませんか。アンケートに書きます。

『夜-The Night-』(周豪監督・主演)とその周辺【3/21追記】

4月に上演される舞台『Yé -夜*1』について、元となる映画のことをまとめておく。

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www.youtube.com

主人公はゲイの青年で、階段状になった坂道に立って客を誘い、その体を売る、という生業をしています。そんな彼が知り合ったのは、同じ場所に立ち始めた同年代の娼婦。彼女は決して美人とは言えないのですが、自分を飾ろうとせず、顔もスッピンのまま客を誘います。2人はなぜか気が合い、客待ちの間にいろんなことを話すようになります。

そんな時、彼と一度関係を持った年下の男が、すっかり彼に恋してしまいます。こうして3人の間で、友情のような愛情のような感情が芽生えていくのですが....。

<香港国際映画祭報告:3>中国のインディーズ・パワー - アジア映画巡礼

関連サイト

上記のサイトで元になったと説明されているギリシャ神話のナルキッソスの話。

若さと美しさを兼ね備えていた彼は、ある時アプロディーテーの贈り物を侮辱する。アプロディーテーは怒り、ナルキッソスを愛される相手に所有させることを拒むようにする。彼は女性からだけでなく男性からも愛されており、彼に恋していた者の一人であるアメイニアスは、彼を手に入れられないことに絶望し、自殺する。
森の妖精(ニュンペー)のひとりエーコーが彼に恋をしたが、エーコーはゼウスがヘーラーの監視から逃れるのを歌とおしゃべり(別説ではおせじと噂)で助けたためにヘーラーの怒りをかい、自分では口がきけず、他人の言葉を繰り返すことのみを許されていた。エーコーはナルキッソスの言葉を繰り返す以外、何もできなかったので、ナルキッソスは「退屈だ」としてエーコーを見捨てた。エーコーは悲しみのあまり姿を失い、ただ声だけが残って木霊になった。これを見た神に対する侮辱を罰する神ネメシスは、他人を愛せないナルキッソスが、ただ自分だけを愛するようにする。
ネメシスは無情なナルキッソスをムーサの山にある泉によびき寄せる。不吉な予言に近づいているとも知らないナルキッソスが水を飲もうと、水面を見ると、中に美しい少年がいた。もちろんそれはナルキッソス本人だった。ナルキッソスはひと目で恋に落ちた。そしてそのまま水の中の美少年から離れることができなくなり、やせ細って死んだ。また、水面に写った自分に口付けをしようとしてそのまま落ちて水死したという話もある。ナルキッソスが死んだあとそこには水仙の花が咲いていた。この伝承から、スイセンのことを欧米ではナルシス(Narcissus)と呼ぶ。また、ナルシスト(ナルシシズム)という言葉の語源でもある。

ナルキッソス - Wikipedia

 ある日、喉が渇いたナルキッソスは通りかかった池の水を飲もうとして、はっとしました。
「誰だろう、この美しい人は?」
 ナルキッソスは水に映っている自分の姿を、美しい妖精と思い込んだのです。
「何と素敵な妖精だ。妖精よ、池からあがっておくれ。ぼくの前に出てきておくれ」
 当然のこと、水に映った自分は何も返事をしません。
「外に出てきてもらえないのなら、せめて、ぼくがあなたをずっと見つめていよう」
 自分の姿に恋をしたナルキッソスは、その池から離れられなくなりました。
 そして食べる事も寝る事も忘れてしまったナルキッソスは、ひどくやせおとろえてしまいました。
 それを知ったエコーは、じっとしていられません。
 エコーはナルキッソスのそばにやって来て、ナルキッソスが小さなため息をつくと自分も同じようにため息をつきました。

 ある春の事、すっかりやせ衰えたナルキッソスは、美しい自分の姿が映っている池に手を伸ばしました。
「美しい妖精よ。今日こそは、ぼくのところに来ておくれ」
 そしてそのままバランスを崩して、ナルキッソスは池の中に落ちてしまったのです。
 体の弱っていたナルキッソスは、池の底に沈んで二度と浮かんではきませんでした。

エコーとナルキッソス ギリシア神話 <福娘童話集 きょうの新作昔話>

ポスターにもなっている、鏡を覗き込む「水仙」はこのイメージから来ているとすると、あれは最も苦しく残酷な瞬間であり、一番美しい姿なのかもしれない。邪推だがこの神話を読んで『夜』の登場人物を見たときに、エコーに当たるのが「薔薇」で、アメイニアスが「客」の誰かか、もしくは「夜来香」だ思った。 

舞台『Yé -夜-』

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www.youtube.com

中国の地方都市。その寂れた裏路地に毎夜のように一人立ち、出会う客に身体を与える事で日々の糧を得ている水仙(スイシェン)。いつものように過ごす《夜》だったはずが、一人の青年と一人の少女との出会いが、その《夜》を変えていく。ゲイの自分に後ろめたさを感じながら水仙と《夜》の深い世界に溺れていく青年・夜来香(イエライシャン)。娼婦として水仙と同じショバに立つことに決めた薔薇(チアンウェイ)。

その出会いから紡がれる“自分を否定し、誰ともつながれない若者たちが、それでも、つながりを求めて生きようとする中で自分を見つめ直していく”物語。自分の気持ちに素直になれない、恋に臆病な若者たちに訪れる結末は・・・

Yé -夜- 公式サイト 

舞台キャスト

  • 水仙”(スイシェン)北村 諒
  • ”夜来香”(イエライシャン)松村龍之介
  • ”薔薇”(チアンウェイ)平田裕香
  • ”刺”(ツァ)谷口賢志
  • 客 鈴木ハルニ
  • 客 騎田悠暉(TOKYO流星群)

「刺」ってどんなキャラクターなんだろうか。舞台版のオリジナルキャラクターかな。

 

インタビュー

www.confetti-web.com

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北村諒単独インタビュー掲載!
北村諒が出会うべくして出会った作品に全身で挑む。
見た人の心に響く何かを届けたい。

enterstage.jp

ハイロー続編の新キャストが

natalie.mu

ついにキャストが発表されたぞ〜〜〜〜〜〜!見てみるとオタクを全方位的に囲っている???なんて手厚いハイロー保険の福利厚生なの…骨を埋めるつもりで臨まなきゃいけないな…。特に今回の新キャストで注目すべきグループは次の2つ。

①ホワイトラスカルズ

若手俳優オタク的に盛り上がったのはこの2人のIN。

廣瀬智紀に松田凌というオタクの多い2人がホワイトラスカルズに入ることが決まったということで、『私のホストちゃん』かかま騒ぎが始まること間違いなし。すでに撮影は終わってるようですが、『男水!』の撮影からハイローまでずっと一緒だったのかと思うと胸が熱いですね。

ameblo.jp

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ちなみに彼らが入るホワイトラスカルズというグループは「女を守る」を信条としたスカウト集団。簡単に言えば男臭い世界の中で女に優しい人たちです。

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今現在、稲葉友がオネエ役でいるグループですし、今後いっそうキャラが濃くなることでしょう。

②鬼邪高校

また、ドラマではモブで既出の陳内将も正式参加。ブログで公開している写真の輩感が今からすごい。

ameblo.jp

モブ出演時の様子

この輩が山田裕貴の番長を慕っているというのは、ガチバンシリーズを経た人間からすると最高だなあ〜〜〜と思います。忠臣さんと斗氣雄が先輩後輩だってさ〜〜〜!

ハイロー後追いのススメ

HiGH&LOWはドラマと映画でそれなりに長いので、後追いするのにオススメなのは、下記の順で見ること。

映画(THE MOVIE)→ドラマ(シーズン1と2)→映画(RED RAIN)→ライブDVD(THE LIVE)

これを苦にすることなく完走できれば、おそらくあなたはハイローオタクの素質がある。おめでとうございます!!!

つまり何が言いたいかと言うと今からでも遅くないし、若手俳優オタにも優しいから見て。

 

参考記事

aooaao.hatenablog.com

aooaao.hatenablog.com

aooaao.hatenablog.com

 

 

中屋敷法仁リーディングドラマ『ぼくらが非情の大河をくだる時ー新宿薔薇戦争ー』

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STORY

舞台は都内の公衆便所。

そこは深夜、男が男を求めて集まる、なまめかしい無法地帯。

正体不明の詩人がどこからともなく現れ、便所の壁や柱を愛撫し始める。

「満開の桜の木の下には一ぱいの死体が埋っている。深夜の公衆便所の下にも一ぱいの死体が埋まっている…」

詩人はそんな妄想を信じて壁や柱を愛おしそうに愛撫する。

そこに詩人が入るために作られた、白木の棺桶を担いだ男が2人。

詩人の父と兄である。

奇行を繰り返す息子を追って、夜な夜な棺桶を担いで走り回ることに、心底疲れ果てた、父。

幻想の中にいる「強くたくましいおにいちゃん」でいるために、弟の混沌に寄り添い続けている、兄。

「にいさん、ぼくは気狂いじゃない。にいさん、ぼくを見捨てないで。にいさん……!」

詩人の叫びは、白昼夢のような真実を浮かび上がらせ、その幻想はやがて非情な現実となってゆく……

中屋敷法仁リーディングドラマ 「ぼくらが非常の大河をくだる時−新宿薔薇戦争−」

物語について

会場で配られたパンフレットにこう書いてある。

同性愛の男たちが群がる奇怪な夜の公衆便所を舞台に、かつての革命運動のリーダーだった青年と、きびしい運動のなかで気の狂った詩人の弟、ひたすら平穏な日常に憧れる父親との激しいドラマが展開する。

この作品が初めて上演される少し前の1960年代。若者の一大関心事は学生運動だった。それが70年代に入り、運動に破れ、疲労した人々は今までと異なる未来を想像するようになる。まるで、今までは運動の熱に浮かされていただけだと言うように。そんな状況で上演された『ぼくらが非情の大河をくだる時』は役者と観客の間で、自らの滑稽さと脆さを共有していた。懇切丁寧に説明しなくとも、詩人・兄・父といえば引用したようなイメージが共有されていたのではないか。詩人は「理想」、兄は「現実と理想の狭間」、父は「現実」だ。きっとその時代に同じ意識のもと今作を観ていたら、私も彼らの滑稽さに腹を抱えて笑っていただろう。実際、当時は観客は大笑いしていたという。でも、その時代を生きていない人間にとっては、いくら説明されたとしても、当時の臨場感は得られない。でも上演中の一時間、朗読劇でこそより感じられる台詞の美しさ中に、分かる言葉や感情を辿っていくような作業をしていくと、瞬間的にこの作品が書かれた70年代に心が移り、そして終演後今の時代に戻ってきた時に、あの時代への強烈な羨望を抱いている自分に気がつく。気が狂うほどまでに熱中した何かを持っている詩人への羨望。私自身も詩人という希望を背負う兄のような心持ちだった。

詩人と兄の関係は依存と言っていい。詩人はパワーとカリスマ性を持った兄を信仰していた。でも、兄はその他の若者たちと同様に運動の夢破れ、志を諦めんとしている。そんな兄を前に、神をも失うことと等しいと感じ、感情を押さえきれなくなり爆発させる詩人の弟。兄も、そうやって一心に信じてくれている弟の存在があったから存在を保っていることができた。兄も兄こそ、弟を失っては生きていけなかった。

また父にも言い分がある。詩人にボロクソに言われても息子たちに訴えたいのは、平穏な日常がどれほどに大切か。そして、平凡な日常が人生の大半を占めているということ。革命運動で命を燃やすような瞬間を生きていても、そんなのは一瞬。それが過ぎれば刺激もない日々が続いていく。そのことに早く気が付いてほしいと思っている。父が必死に育てている薔薇は息子たちそのもの。新宿薔薇戦争という副題は兄弟と父親のドラマそのものなのだと分かる。

弟は自分は狂ってなどいないと兄に訴える。詩人の役割とは時代の見えない部分と結びつくことだ。詩人は必要であるかの如何には関わらず、忘れ去られようとするその人や時を少しでもとどめておく役割を担っている。弟は死んでもなお、別の道に進まんとする兄を引き止める。それが詩人としての役割だから。弟は兄を理想の中に閉じ込めてしまった。

朗読劇について

事前にフラグを立てるようにこんなことを書いていた。

aooaao.hatenablog.com

そして今だから言える「朗読劇で良かった」と。時代が作り上げた作品だからこそ、今の文脈で何かが伝わる作品に仕上げることは至難の技だったと思う。時代背景も、キャラクターも、イメージもだいたい今とは異なっていて、そのまま昔と同じように演ってもリアルではない。例えば、「踊る」とト書きにあって踊ったとしても、おそらく違和感しかない。今の時代に『ぼくらが非情の大河をくだる時』が持つのは、言葉と感情の圧倒的なパワーだったし、それが最も強調される方法としての「朗読」だと、僭越ながら感じることができた。特に、役者が本に向かって感情をぶつけたり、吐露したりするのを正面で目の当たりにすると、それはもう鳥肌が立つというか身動きできなくなるというか、その言葉と感情が他人事ではなくなる感じがした。すごく良い。

キャストについて

Aチーム

演出の中屋敷さんいわく「Bチームはまだ笑える。Aチームは地獄」ということですが、AチームはBチームに比べキャストが若いこともあって、観劇後ヒリヒリした感覚が残った。正気と狂気のバランスが良く、特に狂気が大げさで嘘っぽいところが、この戯曲の誇張した主張をうまく表現していたんだと思う。彼らの芝居を見ていると、戯曲は役者の声で読まれてこそ戯曲として完成するものなのだと感じさえした。声に出し紙から浮き立った時にこそ、頭でっかちだった言葉が命を得て動き出すというような。

詩人の神永圭佑くんは「朗読劇」に忠実で、客席を見つめるほかは常に台本を凝視していた。ある時は哲学書を読むように、ある時は父の顔を睨みつけるように、またある時は兄を求めるように、彼を正面にした観客はその姿を目撃することになる。神永くんの詩人はどこまでも純粋無垢だった。詩人の狂気にしても、子供がごねる様子に見えたり、出会い頭の恋に落ちる瞬間の表情をしたり、見ているうちにとても愛おしく感じてくる。対する古谷大和くんの兄は、理性と本能の狭間で生きていた。そして、かつては憧れを抱かれていた神永くんの詩人の真っ直ぐな純粋さに、逆に羨望の目を向けはじめているように感じた。その関係性から、兄弟が共依存に陥っていく姿を目の当たりにしてしまったという恐ろしさがあった。永島敬三さんの父はどこまでも現実を生きていた。疲労を感じさせる投げやりな言動。教育的になれない哀しさ。今まで息子たちから目を背けていたツケを払っているとでも言いたげな目がとても良い。Aチームが「地獄」だと思うのは、この三人はこれからもっと苦しむのだろうなと感じたからだろうな。しかも、仕方がないというのではなくて、望んで地獄に堕ちていっている。それを支える淡々とした髙橋里恩くんのト書きは、感情的でないことが効果的に効いていた。

Bチーム

確かに笑える。当時は観客が大笑いして観ていたらしいからこの空気感がその頃に近いのかもしれない。滑稽さの再現度が高いとでも言うのか。この時代のリアルに対して温度感が高かった。それが喜劇に見える理由かもしれない。皆生きた人間なんだと感じる演技。Aチームが観客が向こうの時代にタイムスリップしているのだとしたら、Bチームは役者と舞台がこちらの時代に来た感じ。

多和田秀弥くんの詩人はとにかく狂っていて、観客も含めた皆が距離を置きたいと感じていた気がする。「狂ってる」って直接言ったら真顔で詰められそうな力強い雰囲気。怖い。対する安里勇哉くんの兄は常に冷静で、あの手のつけられない多和田詩人を手懐けている感さえあった。内に秘めたる狂気。それがまた革命運動のリーダーっぽい。そのまま日本赤軍のリーダーになって無差別テロ起こしたりしかねないとも思った。特に印象に残っているのは、安里くんの声がハチャメチャに良いということ。声で群衆を扇動できるんじゃ。唐橋充さんの父は酒と辟易する状況に酔っ払っていた。Aに比べてBの滑稽さが際立っているのは唐橋さんの力が大きい気がする。田中穂先くんはト書きでも演じているなあと思った。彼のト書きを前にしては、そこにいない人が出現する。なんとも不思議な感覚だった。

残すは千秋楽、2公演のみ。当日券もあるそうなのでぜひに!

 

公式サイト

bokuraga.com

ゲネプロ写真

sumabo.jp

sumabo.jp

ドラマ『男水!』が終わったので【感想】

www.ntv.co.jp

物語について

日テレ系ドラマ『男水!』の放送が終了しましたね。正直、物語に驚きがなさすぎてなんとも評価しにくい話でした。以前、関係のない映画のアフタートークでとある映画監督が「『チアダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』って女子高生がチアダンスで全米制覇する話でしょ?観る必要ある?」って言ってましたがまさにそれですね。「男子高校生が水泳する話でしょ?観る必要ある?」って言われたら、「ハイユーを青田買いして!」って言うほかなくて悲しい。せっかくお金をかけるなら「どこまでいっても普通」より、「奇をてらう」ぐらいに意外性のある話であって欲しいです。どうせなら、彼女(出演はなくても可)とのゲスい話をする高校生を見せてよ。だってここ最近のドラマで安牌にして成功したものなくないですか?それと、スポ根系の作品って日本人の悪いところが凝縮しているから苦手なんですよね。努力している人を描きたいし、努力は報われなきゃと思う日本人のソレ。三御堂島ひよりちゃん*1の姿を見てほしい。恋に勉強に部活に頑張ってるのにあんなことになっちゃうんですよ。年一で会いたいです。

キャストについて

それは置いておいて、予定調和でもなんとか乗り切れたのはやっぱり役者を見ていたからです。もともと、全く知らない俳優は居ませんでしたが、詳しかったわけではないのでこちらの方のエントリを参考にしていました。

obsidiantan.hatenablog.com

それとドラマを経た各人の印象などをつらつらと。自己満ですし、メインどころは割りとからいことを書いている。

松田凌(主役:榊秀平)

ほかに比べると、もともと能動的に情報収集していた俳優なので、始まってすぐ役者個人のタイプと役のタイプがあんまり合わないなと感じました。それは今でも思ってますし、もったいないとも思います。彼が主役に選ばれたのは「芝居への熱さ」みたいなものがかわれたからだと思ってるんですが、そういうものを表現しにくいキャラクターだったかなと。秀平にも秘めたる熱はあると思うんですよ。 でもそれって、現代人のレベルなんですよね。松田凌の熱って、泥臭くてともすれば昭和の男の堅さみたいなものなので、なんかその周波の違い的な。彼にトリッキーな役が多いのは、「いたって普通」な人間とは真逆にいるからなのだと感じました。『男水!』がなかったらここまで感じてないですね。良い気づきです。舞台ではもう少しドラマよりは部員同士強固な絆で結ばれたあとの話になっていると思うので、もっと周りに甘えても良いと思います。単純に私がそんな松田凌を見たいって話なんですけど。

宮崎秋人(篠塚大樹)

良くも悪くも彼がワタナベエンターテインメントの俳優だから知っていたところから、『柔道少年』を経て「なんであんなに自分を出さないのかな」と思っていたところで『男水!』の大樹。はじめは全く自己主張のない役でした。ナチュラルであることが宮崎秋人の魅力であると同時に、特徴が掴みにくい。役に似てないって言われることが多いかもしれませんが、私はとても似ているなと思いました。そして、その乗り越え方も。なんでもできちゃう人は弱点を魅力にすることができないので大変だなって思います。良くも悪くも、妥協点が持てることは個性をつくる上で大切です。『柔道少年*2』で見えた人間の汚い感情や、葛藤の表現、優越を感じた瞬間の浅ましさなんかを大樹としても見れたら良いなと思います。

安西慎太郎(藤川礼央

ほとんど『男水!』で初めて演技を見たんだと思います。まず礼央って秀平と大樹に一杯食わされてぼっちになっちゃうという可哀想な役回りですけど、人生計画的には順風満帆。でも、結局同じ種目の大樹が邪魔してきてというやっぱり可哀想な役回り。二人に振り回されっぱなし。もういい加減龍峰高校のメンバーと仲良くやることだけを考えなよって女子マネージャーとして言ってあげたい(※龍峰高校は男子校)。演じてる安西くんのことを言えば、その敏感で不安定な高校生の揺れる心持ちを上手く表現していたように思います。特に最終回のメダル見た瞬間ね。思わずウルっときちゃった。これからもあんまり東ヶ丘高校のメンツとは馴れ合わずにいてほしいですね。できれば、川崎さんにだけしか挨拶しないくらいの根に持つ感じで。

赤澤燈(小金井晴美)

はるみちゃん本当にいてくれてありがとうだった。秀平への固執が結構な感じなのにそれに一切触れない秀平との関係性とかすごく楽しい。世界広がる。新宿二丁目のファミレスでバイトしてた時に、そこら辺で働いている人の間でファンクラブができていただけある。さすが。というのは冗談ですが、私は一番最初に彼を観たのが多分『回転する夜』でそれから『メサイア』とか『Please Please Please』なので、シリアスな演技をする役者のイメージだったんですよ。でもそれとはるみちゃんの柔らかさが間逆なので、ズキューン!ってきました。体育館裏で秀平に告白するところを見守っていたいです。

佐藤永典(滝結太)

舞台メインでやってる役者が多い中で、私にとって彼は映像の人でした。なので期待通り。せっかく宛書してくれたのだからもっと毒舌なのかなと思ったけど、そうでもありませんでした。ものすごい自分に自信があるとか、キャラかぶりしてるけどナルシストとか、そうでもなかったらあれだけ人がいればどうしても印象が薄くなってしまうので個人的には残念かな。先輩を先輩と思っていないような振る舞いでも面白いと思う。

小澤廉(平光希)

彼のことは名前だけ。友人が接触で踏まれたことがあると自慢していたので覚えています。先に引用したエントリで「どこにいても何をしてても主人公になっちゃう」とありましたがワカル。っていうか、光希サイコーな役じゃありません???昼ドラとか韓国のドラマで主人公の敵の女を演じる女優がメチャクチャ輝いてるみたいな。しかも、あざとさを残しつつ、完全には嫌われない。サイコーな役じゃありません???これ以外で役者しているところ見たことがないので、機会があればぜひにという感じ。でも、劇団シャイニング*3はハードルが高いです。

黒羽麻璃央(仁科譽)

仁科部長~~~~~~~~!!!大会がない期間の限定彼女でもいいから19番目の女にして~~~~~~~~!!!って感じでした。フラットな包容感と、滝に対する優しい牽制。「お?やるか?」とはならないけどあとでよくよく考えてムカつくなってことをサラッと笑顔で言うからもうすごく好き。Hulu*4で配信中のプールサイドで女子大学生「ガキ」って理由で振られるまで含めて好き。例えそれが川崎さんの策略であったとしてもまとめて好き。川崎さんとの距離感が好き。家には行ったことありそう。無理ガチ恋。元々は2次元だったくせに、3次元にまで侵食してきて私を揺るがす「仁科譽」恐るべし。

池岡亮介(神宮一虎)

この中ではいけぴのことを一番観てきているはず。それなのにこの一虎のようなキャラクターに今まで一度も出会ってなくて、さらにメチャクチャ良かった。センスある突飛なことをたまに言ういけぴ。D2の中では個性がなくて悩んだといういけぴ。それは結局「D2のキャラが濃すぎるんだ」ということで納得したいけぴ。そんないけぴの一虎先輩本当に馬鹿で愛せる。しかもその馬鹿さが、男子高校生のしょうもない感じではなく、またベクトルのずれた、いまどきこんな精錬な子もいないんじゃないかというようなキャラクターで、ひとついけぴの代表キャラにあげ続けてほしいですね。最終回で一虎先輩がリュックを前に回して背負ってるのを見た時に、「ホントマジ好き」って思いました。お兄ちゃんになってください。この一人っ子に「もうお兄ちゃんそういうことしないでよ恥ずかしいから~~~」って言わせてください。

神永圭佑(原田ダニエル)

『男水!』前までに観たことがあったのは『美女と魔物のバッティングセンター*5』だけかな。そして「私的・気になる俳優ランキング」の順位をグングン上げる俳優さんになりました。あのキャラクターだからか、とても自由に演じていたのが良くて。ハーフじゃないのにハーフ薬を演じるとかいうむちゃぶりも感じさせないダニエル度。ナルシストっていうより一虎先輩よりの馬鹿だけどご愛嬌♡背泳ぎがんばってね!(贔屓)

廣瀬智紀(川崎亮也)

ちゃんともが本当はどんな人なのかわかった上でも川崎さんはなんかちょっとヒヤヒヤした。いや、普通にしてれば革ジャンの似合うイケイケ兄ちゃんなんだけど、ちゃんともじゃん???いつ「冗談だよ〜〜〜!」ってネタバラシするのかなってそんなことが気になったりならなかったり。だいたい真面目に生徒のレース見てないけど、インハイ予選を物陰から見守るコーチなんています?あと、秀平くんのこと熱い眼差しで見つめすぎな!好きなの分かるけどイエローカードだよ。そもそもなんで出身校でもない東ヶ丘高校のコーチやってるんだっけ?そういうところがちゃんともっぽいなと思いました。舞台ではアドリブも入ってくることが予想されますが、ずっと川崎さんでいられるか心配です。

終わりに

ドラマとしてはいったん終わって次は舞台です。日テレのメディアミックスの考えでいくと、映画化だったところの舞台化。舞台のあとに映画っていうのもあるかなと思う。でもこのまま予定調和では良くないよ。

high-low.jp

●ドラマや映画の他、2.5 次元舞台でも広く活躍している、廣瀬智紀、松田凌。

とか言っていたら、ニュースでHiGH & LOW新作映画の出演者が発表されてました。めでたく松田凌と廣瀬智紀の2人がホワイトラスカルズとして出演決定ということで、これも同じ日テレのご縁かなと思う。いいよLDHには縁故が大事だから。こういうのは甘んじて受け入れつつ、舞台『男水!』も含めて、皆さん今後の活躍が期待されます。(了)