取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』

f:id:aooaao:20230630164640j:image

STORY 

凶暴化した東京卍會に恋人のヒナタ(今田美桜)を殺され、未来を変えるために過去に戻ったタケミチ(北村匠海)。そこで、ヒナタの死のきっかけとなった、東京卍會の結成メンバーたちによる親友同士の壮絶な戦いが始まる。タケミチは誰も死なせないという思いで、引き裂かれてしまった仲間たちの絆を取り戻そうとする。

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦- の映画情報 - Yahoo!映画

REVIEW 

後編見てもより前後編は一緒にやるべきだったと思ったし後半はアクションシーンばっかで疲れた。しかもアクションシーンも漫画のキャラクターの思考で台詞が吐かれていくので特に面白みが少ない(原作には忠実)ので全体的にかったるい。どうなるか分からないという点で、いっそ原作を知らない方が楽しめると思った。多分タケミチのキャラクターの魅力に私がしっくり来てないことにも原因があると思う。

今回の点数のほとんどが一虎役の村上虹郎と場地役の永山絢斗の演技につけた感じになりました。前編から二人とも行動原理が読みにくくて無茶苦茶なキャラクターなんだけど、それも二人の演技のもとではある程度納得できてしまうという不思議。どっちのキャラクターも「心から死にたいんだな」という理解。個人の執着の問題で、この二人を見るためにストーリーもアクションもそんなに好きじゃないこの映画をあと何回か見に行くと思います。

アクションシーンは疲れたと書いたけど、個々の演技は良かったのに全部合わせたらなんか単調になってるなというのが感想です。でも、高杉真宙くんのアクションシーンは心許ない感じが舞台『TRUMP』の殺陣のアクションを彷彿とさせました。あれも頑張ってるという感じがあったなぁと。上手い人の中に放り込まれると大変だよねという。

前回の感想を書いたときにハイローくらい丁寧に振り返りしてくれることを期待してる的なことを書いたんですけどそこまででもなかったですね。普通に振り返ったくらい。イメージしてたのはこういうの。

これは告知用の動画だからこれが映画の冒頭に入ったらやり過ぎでは?と思うかもしれないですけど、ハイローでは当たり前だったので違和感は感じないです。

ということで、東リべ2は次に繋がる新キャラも少し出てたりしたので多分続編も作るんだと思うんですけど、その場合は前後編にしないでほしいし出演者の単価が爆上がりする前に早急に進めてほしいですね。よろしくお願いします。

 

20230702 追記

もうこのメンツでは血のハロウィン編で終了っぽい(パンフレットの監督インタビューより)