DD過ぎて中身が薄い

映画や舞台の感想書いたり、推しが大好きと叫んだり。

【自薦】スクリーンで逢いたい若手俳優

映画の評論家50人が選ぶ「スクリーンで逢いたい若手俳優(30歳以下の俳優)」という特集をキネマ旬報が打ってたので積極的に(勝手に)参加します。ただ、30歳以下という括りが広くて、キャリアの長い人が入ってても面白くないので、デビューから5年以内としています。ちなみにすでにこんな記事を書いていたのですが、今回は芸歴でも括っているので内容は異なります。

aooaao.hatenablog.com

 

佐藤流司

生年月日: 1995年1月17日

出身地:宮城県

身長: 172 cm

血液型:B型

デビュー:2011年

事務所:劇団ひまわり

Twitter@ryuji7117

Blog:佐藤流司オフィシャルブログ「世の流れを司る。」

  • 事務所力 ★★★☆☆
  • 演技力 ★★★☆☆
  • アイドル性 ★★★★★
  • 露出度 ★★☆☆☆
  • 物語性 ★★★☆☆

事務所力・・・映像の仕事に強いのかよくわからない。「子役の事務所」として名前を知っている人が多いイメージ。なんてったって劇場版のフォーゼと、今年公開される『Please Please Please*1』しか映像作品は分からないし。

youtu.be

この作品、自分は好きな感じだけど、これをどれだけの偉い人が観て、「この役者を使いたい」ってなるか微妙というか、この作品の宣伝の方向性が出演者のファンに向けての方向しか見えないのでちょっと残念という感じ。ただ、私はめっちゃ好きです!!!

演技力・・・彼自身も「2.5次元のトップに立ちたい」と言っていた*2ので、個を消してキャラクターになりきる演技は目を見張るものがある。わざと「自分」を消しているようなので、「掴みどころがない」というのは前から書いている通りだけど、その他にも彼には「かっこつけたい」というところが根底にあるらしく*3、それとは裏腹に滲み出る熱さみたいなのが彼の演技の特徴かなと。でもやっぱり、映像だと「自然な演技」が多く求められるような気がするので、もろもろ今後に期待。

アイドル性・・・〇〇ミュ的なものをほとんど観ないのであれなんですけど、「かっこつける」と同様に「キラキラする」ということに精力的なので、アイドル然とするのも清々しい。つまり様になっている。そしてアイドルとして最高のツンデレを発揮してくるからもうオタクがハマらないのが難しい。刀としてCDも出している。

露出度・・・イベント出演はあるけど、テレビで観ることはなかなかないので全体の知名度的には低空飛行。感覚ですが、鈴木拡樹さんのように「界隈」での人気のありえない高さのせいで、全体への訴求を遅らせてる気がする。勿体ない。

物語性・・・インタビューなどを読んでいて彼は「野心がある」ということに尽きるというか、ついて行けばおっきな夢を見られそうだなと思う。「2.5次元のトップ」もそうだし、今後良くも悪くもどんな方向に転がっていくか分からない。

私は彼の演技が好きなので、沢山の人に知ってもらいたいと思う。そうなると、やっぱり舞台だけじゃどうしても分母が限られてくるから映像の仕事もいっぱい入れてほしいなというのが本音。個人的には三池崇史と相性がいい気がするんだけどどうでしょう。

 

藤原季節

生年月日:1993年1月18日
出身地:北海道
身長:173cm
血液型:B型
デビュー:2014年
事務所:オフィス作

Twitter@kisetsufujiwara

  • 事務所力 ★★★★☆
  • 演技力 ★★★★☆
  • アイドル性 ★★★☆☆
  • 露出度 ★☆☆☆☆
  • 物語性 ★★★☆☆

事務所力・・・スクリーンで逢えるかどうかは割と事務所にかかってるというか、仕事の指向性があると思う。その中で「オフィス作*4」がどういう立ち位置なのかはっきりとは分からないですけど、映像の仕事を取ってくる力はありそうという感じ。少数精鋭だし、個性的な人を集めているので、求める方も個性をかっているというか。バーターもあるというのがポイント。

演技力・・・彼は「演じているときは自由」という感じがして良い。普段のイマドキの若者感が抜けて、役ごとに様々な顔を見せてくれる。そして演じている時は物怖じが一切なくなるのが不思議なところ。

アイドル性・・・分かりやすいアイドル性はないけど、Twitterのツイートとか見てるとじわじわくるかわいみ。顔からは想像のつかないバブみもあるので保護対象ですね。映画『ライチ☆光クラブ』の舞台挨拶の時は古川くんとの和解があって最高だった。

aooaao.hatenablog.com

露出度・・・まだまだこれからっていうところなので、露出度は高くない。今後、バラエティ番組に多く出る感じでもないと思うので、舞台挨拶に行くしかないのかもしれない。

物語性・・・事務所のワークショップに参加したことからデビュー。今のところバーターとかモブも多いけど、程よく舞台にも出演しているところが面白い。特に今月上演したSARUGAKUCOMPANY 『二度と燃えぬ火*5』は企画から参加したとのこと。メジャーから離れたインディペンデントな動きがどれほど彼の知名度に影響を与えるか分からないけど、今後も彼の趣味が見えるような活動を期待できるんじゃないかと思う。

 7月30日からは『ケンとカズ*6』公開。舞台を中心に活躍している俳優さんが出演者に多いので楽しみ。

 

松田凌

生年月日:1991年9月13日
出生地:兵庫県尼崎市
身長:169.5cm
血液型:A型
デビュー:2011年
事務所:キャストコーポレーション

Blog:松田凌オフィシャルブログ「Ruhe-f」

  • 事務所力 ★★★☆☆
  • 演技力 ★★★★☆
  • アイドル性 ★★★★☆
  • 露出度 ★★★☆☆
  • 物語性 ★★★☆☆

事務所力・・・大手ではないにしても有望株が多い事務所。そして社歴が長いのもポイント。それよりも、松田凌のマネージャーとの関係性が良いので見ていて心安い。

演技力・・・ここ最近は彼の「朗読劇」を立て続けに観たけど、多分「朗読」は向いてない。というより、どうしても「全身で演じて」しまう。 良し悪しだと思うけど、演じることが楽しいという思いは伝わってくるので、どう転んでも私は彼の演技が好き。メインとしている舞台だけじゃなくて、ドラマや映画でもそれは変わらないけど、キャラクターに乗っかって演じているところも多いから、ドラマや映画で求められるいわゆる「素」な演技はあまり見たことがない。

アイドル性・・・背も低くめで、可愛い見た目なので割とショタっぽいところがあるけど、中身はそうでもない尼崎の男。ボケるよりはツッコミを得意としている普通の青年然としていることが多いのに、ステージの上に立つとパッと輝くというかオーラがある。こちらもUnknown Number‼!*7としてCDデビュー済み。

露出度・・・舞台メインの俳優となると、相対的にテレビ露出が少ないイメージだけど、その中では多い方なのかもしれない。それ以外のイベント等については頻繁に出演しているので、ファンの前に出てくる率は高め。

物語性・・・舞台を観て、その舞台に出たくて俳優になっている根っからの舞台役者。初出演舞台で初主演という華々しさがあるが、毎日書いているブログで、演じた役や作品への想いを書くことも多く、真面目なんだなあという感じ。この真面目さが大きく花開くことをファンは信じている。

映画よりは舞台に出演することが多いけど、マニアックな作風の監督に撮られてほしい。素はサイコっぽい感じもするし。もしくは豊田利晃監督みたいなガリガリにかっこつけた感じで。

 

真剣佑

生年月日: 1996年11月16日

出身地:アメリカ合衆国 ロサンゼルス

身長: 176cm

血液型:B型

デビュー:2014年

事務所:浅井企画

Twitter@Mackenyu1116

  • 事務所力 ★★☆☆☆
  • 演技力 ★★★☆☆
  • アイドル性 ★★★★☆
  • 露出度 ★★★★☆
  • 物語性 ★★★★★

事務所力・・・浅井企画は俳優の事務所という感じはしないけど、どうなんだろう。

演技力・・・まだまだかなあと個人的には思うけど、とりあえず「青年」という役柄にはあまり違和感ない。彼の場合はもっとキャラクター然とした分かりやすい役を見たい。

アイドル性・・・かなりの天然らしいので、周りから可愛がられるタイプ。あれだけのインパクトのある名前と家柄(後述)なのにも関わらず、気取らない感じがとても良い。と同時に隠しきれない上品さ。他にあまりないタイプ。

vine.co

露出度・・・日曜劇場『仰げば尊し』にレギュラーで出ているし、今後も出演映画がいくつか控えているので、告知などテレビで目にする機会も少なくないはず。

物語性・・・父親千葉真一。アメリカ生まれ、アメリカ育ち。向こうで俳優のキャリアをスタートさせて、2014年からは日本でも活動をはじめる。彼ら親子の目標はハリウッドで活動することだそう*8なので、そのうちにまたアメリカに戻るとのこと。ここまでアメリカンドリーム(死語)を感じることも珍しいけど、なんか真剣佑ならやってくれそう。

 

村上虹郎

生年月日: 1997年3月17日

デビュー:2014年

事務所:ディケイド

Twitter: @rainbowmusix

  • 事務所力 ★★★★☆
  • 演技力 ★★★☆☆
  • アイドル性 ★★☆☆☆
  • 露出度 ★★★☆☆
  • 物語性 ★★★★★

 事務所力・・・藤原季節くんの「オフィス作」同様に、個性の強い人たちが多い事務所。個性でキャスティングされているので、そういう点は強いかな。「鈍牛倶楽部」とかもこの枠かなという感じ。暇な時にまとめた芸能プロダクション考を置いておきます。

aooaao.hatenablog.com

演技力・・・不器用な少年~青年のあたりの男性性がしっくりくる。それ以外の雰囲気をまとった彼の演技を見たことがないからなんとも言えないなというところ。

アイドル性・・・あまり見いだせない。彼に対しては夢を持つと同時に、ある程度達観してる人は美しいなあと思うから、どちらかというと「なりたい」と思うタイプ。

露出度・・・今はドラマ*9に出ているから目にすることも多いけど、あまりバラエティ番組に出そうな様子もないので、生で見るなら舞台*10

物語性・・・俳優の村上淳UAの息子で、シュタイナー教育の学校に通っていて、高校時代はカナダに留学、と言われると最初はなんだか「すごいのきた」という感じだった。でも、いざインタビューを読んでみるとニュートラルに生きている人だなあと思った*11。両親の名前が本当に浸透しているのってオーバー30かサブカルの層だし、今後はそんなに気にされることもなくなると思う。一方で、名前が知られているというのは素晴らしいことで、その名前を売ろうとしている人に比べたら断然有利では。

 

蛇の足的なこと

これを書いていて勝手に「映画」対「舞台」の対比で見ている自分に気がついた。でも、多くの人は「映画」対「テレビ」で考えていて、テレビに出る人は人気さえあれば映画にも出ると考えている人も多いんじゃないかと思う。舞台作品の映画化でキャスト変更があるとか、少女漫画原作の映画でいつものメンツばかり主役になっているとか、そういうことを考えると、映像の人と舞台の人は活躍の領域は確実に違うし、「スクリーンで逢いたい若手俳優」が同じような面々になるのも仕方がないのかもしれない。いくら演技力があると思っていても、一般に「知られていない」人の名前をあげたら、奇を衒ってると思われなくもないし、少なくとも映画を評論することで生業を立ててる人が外す訳にもいかないし。というようなことを、同じような名前ばかり書いてあった誌面に対して思ったのでした。