DD過ぎて中身が薄い

映画や舞台の感想書いたり、推しが大好きと叫んだり。

「すき」の種類について

  常日頃、「自分の好きな推しのタイプ」がばらけていることが気になっていたので、この際だから徹底的に考えようと思いました。暇な奴だと思ってお付き合いください。


起:基本的には事務所箱推し

  単体というより箱推し気質で、俳優の場合事務所ごとの毛色の違いって割りと出るものだと思っているので、基本的な単位は「人」ではなく「事務所」でいきます。大まかな把握のために事務所をマトリックスに当てはめました。

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  芸術的⇔大衆的も大概個人的な見解だけど、横軸の「出演作品への安心感」はことさらに主観です。右に行けばいくほど私が安心感を持って映画なり舞台なりを観に行くことができる、言いかえれば「ある程度のクオリティ想定ができる」ということです。簡単に事務所の代表選手と若手を書いておきます。あくまで贔屓目選出です。

 

鈍牛倶楽部オダギリジョー小林竜樹

オフィス作松田龍平、藤原季節

アノレ浅野忠信、柳俊太郎

ディケイド村上淳村上虹郎

ソニー・ミュージックアーティスツ安藤政信、成田凌

トップコート松坂桃李菅田将暉

ユマニテ東出昌大、岡山天音

トライストーン小栗旬、間宮祥太朗

スターダスト窪田正孝、山﨑賢人

ホリプロ妻夫木聡池松壮亮

研音竹野内豊福士蒼汰

レプロ池内博之稲葉友

エバーグリーン溝端淳平、佐野岳

アミューズ:佐藤健野村周平

ワタナベ瀬戸康史、志尊淳

LDH:岩田剛典、町田啓太

 

承:雰囲気を雑誌で例える

  周りにファッションと出版に強い人が多いからか、「雑誌で言うと~」という考え方をよくしています。ということで分かるという人だけのためのマトリックス

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  『WWD』はファッション右翼な雑誌ですが、どっちかって言うと『Dazed & Confused』みたいなカルチャーにも特化した読んでも眼福を感じて終わる雑誌がこの位置。『装苑』も『WWD』に近いものがあるけどまだお金がかからない感。『メンノン』は言うまでもなく、ちょっとお洒落な雰囲気系。『FINEBOY』はTHE大学生っていう感じで、番外編として入れてみた『ジュノン』が大きく幅を利かせてるというようなイメージ。かく言う私は、「読むだけなら自由」と右上の雑誌ばかり好んで読んでいた。だからここで取り上げられるものは無条件にすごいと思っていたし、世界の絶対だと思っていました。

  メンズ雑誌ばっかり読んでた時、右上の方の雑誌の他に、SOUL Japan(輩【ヤカラ】的なガチ勢向け、ジャージのセットアップが定番)、MEN'S KNUCKLE(ホスト・その予備軍向け、渋谷系お兄系)、411(ヒップホップ志向・安)、WOOFIN'(ヒップホップ志向・高)あたりを「全く接触のない文化を感じられて面白いから」という理由で読んでいました。『FINEBOY』『smart』などいわゆる大学生ドンズバな雑誌はその世代の安心安全ファッションっぽくて、あまりにつまらないから馬鹿にしてました。割りと今も。


転:「憧憬」と「庇護」

  なんとなく自分の嗜好性が明らかになったところで、今現在右上と左下のどちらにも推しが多いのはなぜか。それは単純に「すき」の種類が違うんだなあと思いました。

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  右上の一角に感じるのは憧憬(憧れの念)。生まれ変わるなら男が良いし、もし叶うなら、他の人には理解できないこだわりを拗らせた愛されるクズになりたい人間なので、確実にこの辺りをかっこいいを目指していると思います。 。そして、この辺りの人たちに夢を見ている。同じ世界には存在しない人たちとして崇拝して、その人を通して違う世界を覗いているような気持ちになっているのです。

  一方、左下に感じるのは庇護の気持ち。基本的に「かわいい」は「可哀い」と脳内変換されるので、貢いでお金を使うことが快感とか、キャーキャー言ってる自分が楽しいとか、一種のカタルシスを感じながら推しているように思います。この枠の人が苦労してるところを見たり、達成感を感じてるところに出くわしたり、私のいるこの世界で同じように生きていることを体感することが推すことの目的になっている。成長途中のアイドルに対する気持ちと同じ。足りなければ足りないほど愛おしくなる。

  ざっくり分けると「情景」と「庇護」の差というか、どっちも愛すべき人たちだけど、自分の態度というか立ち位置の違いが二極化を招いたというような形です。


結:夢を見ていたい

  アイドルとかいわゆる若手俳優とか、正直追っててめちゃくちゃ楽しい。それはたくさん食べて、消化して、また食べて、というデブサイクルに近い。でも同時に一瞬でしかないもの、残っていかないものを楽しんでるということもわかってる。それを逆手にとって、その「儚さが良い」とか「美しい」とか言うつもりはさらない。そんなの時間とお金を使って楽しんだ自分自身の自己肯定の方法でしかない。

  みんな一長一短あって、心に余裕がないと寄り添うのがきついのが右上、なんにも考えず楽しむことができるのが左下。いったん憧れの領域に入るとアイドルみたいに扱えないからそれはそれで退屈だけど、年一とか二くらいの露出を待ちわびながら、何度振り返ってもその魅力にあまりある過去作を観続けるのも悪くないと思う。というか、本当はそっちの方が好きだ。願わくば推しに夢を見たい。そのことで頭をいっぱいにして、作品と役者のことをずっと考えていたい。私自身が飽き性なので推しが流行りものではなく、安定感(安心感)ある存在になってくれることをずっとずっと祈っている。

私はずっと夢を見ていたい。