取り留めもない

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映画『青い、森』

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STORY

幼い頃に両親を亡くし、育ててくれた祖父をも失った波( 清水尋也)は、祖父のある言葉だけを胸にしまい世界から心を閉ざしていた。
しかし、志村( 門下秀太郎)と長岡( 田中偉登)と出会い、次第に心を通わしていく。

高校最後の思い出に、 三人はヒッチハイクで北を目指す旅に出て、忘れがたい時を過ごす。
そんな中、波が忽然と姿を消してしまい、歯車が大きく狂い出す。

あれから4年の月日が経とうとしていた……。
波は何故、そして一体どこへ?
それぞれがもがき苦しんだ果てに、掴んだ景色とは……?

映画『青い、森』公式サイト

REVIEW

単刀直入に、清水尋也くんを見に行ったんですけど、結果「門下秀太郎くんいい役者だな」と「田中偉登くん大きくなったな」の感情が残りました。言いたいことはこれだけなんだけど、話にも触れます。

考えるな感じろ系の映画ではあるし、この作品を観て感じることは人それぞれだと思う。私はその中でも、死って相当大きくて、避けられないものなんだなということを一番感じたし、考えた。大切に育ててくれた祖父も、無理に踏み込まないけど気やすく接することができた友人たちが居ても、常に波(清水尋也)の隣には死があったし、カメラ越しに見えてたんだろうな。なるようになっただけなんだと私は思うので、志村(門下秀太郎)と長岡(田中偉登)は4年も抱えてしまって可愛そうだなと。真実に触れたから良いものの、遺書でもなんでも残してくれたら良かったのにな、波は。まあでもそういうものなんだろうな。仕方ない。

アップリンク吉祥寺の辛口ジンジャエールは美味しい。

だから、早く暗いイメージを払拭してほしい。

土曜日の夜の映画をもっと楽しみたいから。

公式サイト

aoimori.site