取り留めもない

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NAKA雅MURAは何やってるんだろう

ジョジョの実写映画化、ついに発表されましたね。

warnerbros.co.jp

ご存知の方も多いと思うんですけど、私が人間の中で一番推してるのが三池崇史監督で、自伝とか買って読んでるくらいには好きです。

監督中毒

監督中毒

 

でもまあ、原作漫画ファンとしては悲喜交々ですよね。だって『テラフォーマーズ』作った人だもんね。信用してって言っても無理だよね。個人的には、また三池監督×伊勢谷友介という強めのSキャラがタッグを組むことで生まれる、「宗教めいた美学」が見られるかもしれない~と思って期待してるんです*1。それに真剣佑も出るし。

azanaerunawano5to4.hatenablog.com

上のブログの方も書いてるけど、三池監督は本当に多作で、「全部つまんない」って言えるほどそもそも観てる訳じゃないんだろうし*2、Vシネ寄りの作品は自由度が高くてどれも面白いと思う。最近の漫画実写化の作品だって、どれにも並々ならぬ謎の執着心をもって作ってる感じあるからついつい映画館に観に行っちゃいます。そんなこと言ったって観ない人は観ないし、内容もアレなのはアレだし、「どうしても観て」とは言わないけど、一応、念のため、私のオススメは下記です。

バイオレンスよりも、三池監督のホラーが好きなのに、そういう作品はめっきりなくなったな。500万くらいで雑に作って~という願望がわき上がってきます。というのはひとまず。

表題に戻って、NAKA雅MURAの最近の動向を知ってる方がいれば教えてほしいくらいなんですけど、みなさんこの方ご存知でしょうか?映画とかドラマとかの脚本家で、『どろろ』や『ドラゴンヘッド』などの他に、『46億年の恋』『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』『QP』『彼岸島』を手掛けてます。

NAKA雅MURA - Wikipedia

ウィキにもあるように、三池監督と仕事をすることが多いというか、三池監督が面白がって一緒に仕事をしていた脚本家さん。ジョジョもこの人だったら、万事最高なのにな~って思ってます。この方の脚本の特徴としては、神経質で潔癖な美学。死ぬことと隣り合わせの美しさ、まさにカタルシスというところでしょうか。そこがどうしようもなく好きです。その他の脚本家で三池監督と組むなら佐藤佐吉もいいけど、やっぱり久しぶりにNAKA雅MURAの脚本で観たい。だからと言って、万人がいいと思うかどうかは定かではない。でも、少なくとも楽しめる作品になりそうだって思えません?

ジョジョの前に『土竜の唄 香港狂騒曲』と『無限の住人』がまだ公開されるんだった。忙しすぎじゃないの?三池おじいちゃんには長生きしてもらいたいんだから本当に。それでもって、最期の方で今村昌平が撮れなかった『新宿桜幻想』*3を、NAKA雅MURAと一緒に作ってほしいな*4と思ったりするのでした。

*1:『スキヤキ・ウエスタンジャンゴ』参照 http://bd-dvd.sonypictures.jp/sukiyakiwesterndjango/

*2:私も全部は観られていない。

*3:原作『遊郭の少年』作・辻中剛

*4:前述した『監督中毒』にこの作品に関するエピソードが書かれている。