【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』-血戦のラストダンス-

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【最終章】學蘭歌劇『帝一の國』−血戦のラストダンス−

REVIEW

前作二作は未視聴でしたが、今観ないでどうするという気がしたのでライビュで観てきました。正直ライビュでみたのが悔やまれた。あの場にいて一緒に歌劇の空気感を楽しんでこそだということをひしひしと感じた。でも、そんなこと「まあ仕方ない」と思えるくらいに楽しかった!

赤場帝一という少年が高校の生徒会長、ひいては総理大臣を目指すというわかりやすい物語。私は原作も未読ではあるのだけど、読者が「歌劇としてミュージカル風な演劇作品になるんじゃないか」という一声もあって企画が動き出したというから、もともと誇張されたキャラクターや行動、そして演劇的な感情の波が特徴的な作品だったということなのか。とにかく、物語よりもその中で汗水を流す人間たちが最高という話です。

主人公の赤場帝一を演じた木村了が、相方の光明役の三津谷亮を「女優だと思ってる」というのがよくわかるなあというほど三津谷さんには華があって、それが是とされている空気感が全体から伝わってくる。それ以外の登場人物も一癖二癖もあって普通ならそんな人がいたら浮いちゃうだろうなと思うところだけど、全体がそんな感じだから逆に全うな演技をするほうがおかしく感じるというか。そういう統一感をみても仲がいいカンパニーなんだろうなと思った。大人の全力悪ふざけみたいな。

その中でも心の優しい不良少年の久我(佐藤流司)くんは当然好きだなって思ったし、自分の趣味嗜好には本当抗えない。それに、大鷹弾(入江甚儀)と野々宮裕次郎市川知宏)の対立を観ながら「研音VS研音だな」ってツボってしまっていろいろ大変だった。市川くんって真面目なんだなってこの中で演技しているのを観て確信したよ。

文章では到底説明のできないアトラクション的な楽しさがこの作品の魅力。「これで終わってしまうのかあ」と新規のくせに悲しんだりもしたけど、終わるところまでが作品だから今は良かったなと思う。みんなDVDで観て。私はCDを買う。そしてライブを待っている。

 

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