取り留めもない

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映画『ヘルドックス』

STORY

警官時代に愛する人が殺される事件を止めることができず、その苦悩を抱えながら生きる元警官の兼高昭吾(岡田准一)。警察は関東最大のヤクザ組織「東鞘会」への潜入捜査を彼に強要し、データ分析で相性98パーセントと判定された無軌道なヤクザ・室岡秀喜(坂口健太郎)とコンビを組ませる。東鞘会最高幹部の一人でもある土岐勉(北村一輝)が率いる東鞘会・神津組に潜り込むことに成功した二人は、抜群のコンビネーションを発揮。連絡係の衣笠典子(大竹しのぶ)の協力を得ながら、組織内でのし上がる。

ヘルドッグス (2022):あらすじ・キャスト・評価・動画など作品情報|シネマトゥデイ

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REVIEW

TLにちらつくMIYAVIが気になって観に行ったけど、最高のアクションと坂口健太郎のわんこぶりで大体満足した。この二人が出ているからキャラクターを追って観られる。それ以外はシーン的なことでいうといろいろあっけなくて勿体ないなと思ったけど、そういう風な撮り方の監督なんだろうなと思ったから仕方ないです。

インファナル・アフェア』的な静かさとか、関係性の濃さとかを期待したらいけないです。「俺はこの映画を見てほしいんだ!!!」という圧をひしひしと感じるので、こちらに想像の余地がなくて個人的には面白みが薄くなってしまったというのが本音。あんなに魅力的なキャラクターがいるのに…

以下、確実なネタバレです。

 

明らかに作品としての良さが失われている点を1個だけ言うと、冒頭に判明した「警官である主人公が女子高生とデートしようとしてた」という事実をどうしても消化できなくて、というか消化しようがなくて困る。そんなことしていいと思ってる警官がその後いくら正論を言ったって正義を貫いたって「でもお前JKとデート取り付けてたじゃん」ってなってしまうので無理でした。犯罪じゃん。

 

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