映画『ドロメ~女子篇~』

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STORY

紫蘭高校演劇部、2年生の小春と実夏、3年生で部長の絢、同じく3年生の栞菜、国語教師で顧問の持永は来年からの共学統合が決まっている山の上にある泥打高校へ向かう坂道を上っていた。歌を唄い踊りながら、これから始まる泥打高校演劇部との男女合同合宿への期待に胸を膨らませていた。ただ一人小春を除いて…。坂の途中、泥まみれの観音像と行方不明者を探す張り紙を見つけるが、そんなことよりもこれから始まる男子との出会いに胸をときめかる女子部員たち。いよいよ泥打高校の正門に辿りつくと、そこには同じく女子への期待が最高潮の2年生の男子演劇部、陸と龍成、颯汰そして理科教師で顧問の桐越が待ち受けていた。そして、小春と颯汰はお互いの存在に気付いてしまう。泥打高校演劇部OBの光輝も加わり、合宿は厳しくも楽しく進んでいくが、突如として小春を襲う見えない力や、消しても現れる不気味な壁の染みなど不可解な現象が次々と起こり、次第に不穏な雰囲気に包まれていく。夕飯を皆で食べている時、泥打高校の女性教師・山岸が行方不明になっており、それが坂の途中で女子たちが目にした張り紙の人物であること。そして、それが古くから村に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であることが桐越によって明かされていくのだった。次第にエスカレートしていく怪奇現象、小春と颯汰の隠された過去、何か秘密を知っている桐越、そして部員たちの友情と恋。物語は誰もが予想しない結末へと猛スピードで転がって行くのだった!

物語|映画『ドロメ』|公式ホームページ

REVIEW

※男子篇を観る前の感想です。

「笑えるホラー」という触れ込みだったので一応ホラーということで観ていたけれど、怖いと感じる瞬間がなかった。なんで怖くなかったのか。それは人知を超え常軌を逸した存在や現象がなかったからのように思う。どこまでも想像の範囲内で総てが片付いていた。結果、死の恐怖を感じなかったし、心のどこかで「これは安全だ、大丈夫だ」と安心して観ていた。言ってしまえば盛大な鬼ごっこをしているのを見ている気分。多分だけど、日常の違和感を拡大して表現した先にホラーがあって、実際に霊的なものが出てくるか否かはあまり関係がない。「何となく変」と思っていたところの妄想がズームされて何か見えるようになってしまっただけだというのが私の持論。というところで、そもそも人間の存在自体が異常性をはらんでいると思っているのだけど、この映画に出てくる人はたいがい普通の人たちばかりだった。いい例になるかわからないけど、去年の映画で『ヴィジット』を思い出した。あれに出てくる老夫婦は確かに精神を病んでいて、そういう意味でおかしいのはおかしい一方、ああいう逸脱の可能性はどんな人にもあるんじゃないだろうか。そこが怖いと思うところなんじゃないだろうか。でも、そういう人間の狂気みたいなものは今回特に感じられなかったし、「『パズル』は凄惨なだけ良かったな」と思ってしまった。森川葵のイメージヴィデオであるとしか言えない。どうか、この感想は男子篇を観る前だからこそ残念に感じていると信じたい。そのほか気になったところを箇条書き。

  • とても百合百合しい
  • 始終「森川葵
  • ホラー×サスペンス=コメディー
  • ロケ場所の学校が『血まみれスケバンチェーンソー』と同じ

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  • 血の描写(NG)の代打が泥
  • ポップなエグさは『パズル』(角川映画)に近い、音楽とか

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  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(角川映画)も近い
  • つまり内藤監督は角川映画でもっと輝けると思う(適当)
  • デフォルメ化されたドロメが完全に映画『ライチ☆光クラブ』に出てきた神様だったので、そもそも神様の存在を適当に受け流していたであろうライチオタたちの逆鱗に触れないかどうか心配。どうかドロメのことは知らないままでいてほしい

早いうちに男子篇も観ます。小関くんはもちろん心の中で「菊丸だ」と思いながら観てるし、中村龍也 is かわいい。

 

キャスト
川那小春: 森川葵
星野颯汰: 小関裕太
橋龍成: 中山龍也
杉原実夏: 三浦透子
峰崎陸: 大和田健介
坂下栞菜: 遊馬萌弥
津田光輝: 岡山天音
熊谷絢: 比嘉梨乃
持永: 菊池明明
?: 長宗我部陽子
山岸響子: 木下美咲
桐越: 東根作寿英

 

観ました

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