5gatsubyou

映画や舞台の感想書いたり、推しが大好きと叫んだり。

スケートボーダーになりたい人生だった。

タイトル以上の何かがあるわけじゃないんですけど、ここ最近スケートボードの競技動画ばっかり観てるのでそのことについていつか思い出になるだろうから書いておこうと思います。

元々は「なんかかっこいいスケートボーダーが出てくる映像ないかな」と思ってこれを観たのがきっかけ。サーフィンが大好きだった子たちがあっという間にスケートボードの世界をイケてる世界に変えていったドキュメンタリー。監督がその中のひとり(ステイシー・ペラルタ)っていうんだから驚き。

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かっこいいの権化

観てもらえばすぐわかるんだけど、スケートボードというものがどうやって競技(スポーツ)&エンタメに上り詰めていったのかよく分かる。パークの始まりとかね。詳細は下記のブログをお読みください。

coxones.net

 

っていう完全にちょろい感じでLords Of Dogtownを続けて観る訳です。

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ドキュメンタリー観た上で観てるから、完全にフィクションとして観られていたかは謎だけど、どっちにしたって登場人物を掘り下げて観るには最適。まんまと「かっこいい」のドツボにはまった。ちなみにだけど、主要な3人のうちの一人(ステイシー・ペラルタを演じてる子)は『エレファント』の主役の子だからそういう意味でもめちゃめちゃぐっとくる。

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長髪&金髪は正義

そんなこんなで「スケートボードかっけぇ」となったものの、バンドさえやらないと決めた人間がいまからスケートボードをするはずもなく、何をしたかというとスケートボードのトリックの動画を漁ること。そこから関連動画を見ていって知ったのが堀米雄斗くんでした。

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スケートボード競技は街中の障害を模した競技場で行う「ストーリート」と元々は空のプールで滑ったことから始まったお椀型の競技場で行う「パーク」があるんだけど、彼はストリートの国際的リーグSLSで3連覇しているスケーター。その強さも魅力ではあるんだけど、個人的に推せるのは黒髪中肉中背(どちらかというとひ弱な感じ)の男の子が飄々と勝ち進んでいくとこがなんとも堪らない…!もちろんスピードがあって、板を回しながらかっこよく決める外国の選手のこっこよさはあるんだけど、見た目とのギャップがもう無理って感じ。好き。オリンピックに出て活躍してくれるといいなと思う選手の一人で、彼を知ってから動画漁りまくり。正直細かな技のすごさっていうのはまだわからんのだけど、まあ彼が技を決めてちっさくガッツポーズするとなんか私も嬉しくなる。孫みかなこれ…

その他にも日本の選手で白井空良くんがSLSではぐいぐい攻めてきている。ちなみに日本の大会は観てないのでわからない。画が面白いから私はSLSとX-Game専門です。

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「ストリート」で今一番強いのはナイジャ・ヒューストンというアメリカの選手でだいたいどの試合でもファイナルに残ってすごい滑りをしてる。技も身のこなしもめっちゃかっこいい。ちなみに9月19日~22日までSLS 2019 WORLD CHAMPIONSHIPSがありますので観ましょう。日本人の女の子も頑張ってるよ!

とこんな感じで競技としてのにも興味がわいたので「オリンピック見に行きたいな」と思いながらも「暑そう」とひるんでいる私はまだまだインドアでスケートボードを楽しみます。以下、今すぐにでも摂取したいスケートボードコンテンツ。

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以上です。

柿喰う客『美少年』

1年前の上演作品の感想を書こうと思ったのは『美少年』のDVDを手に入れたからというのが一番正しいのだけど、それより何より自分の中で「美少年」を求める気持ちが復活したからと言ってもいいんじゃないかと思う。勝手に言ってろよって感じですけど。

話は脱線して「美少年」といえばな映画を最近立て続けに見た。

gaga.ne.jp

hot-summer-nights.jp

どっちも美少年の出てくる作品ではあるんだけど『永遠に僕のもの』のほうが好きだった。なんでって、ある種自分の美しさ、そこから生まれる驕りに自分自身の身を委ねている美少年が好きだから。私が。その点、ティモシー・シャラメはちょっとオタクっぽくてモテなキャラだったからなんか違ったんだと思う。

話を戻して、柿喰う客の『美少年』もそんな私の好きな「美少年」だった。美しいのに滑稽で、魅力的なのに醜悪な、小島てるみの作品に出てくるみたいな「美少年」。神話の中の美しくも脆い人間。そうだ、私ギリシャ神話が大好きだったんだ。図書館に引きこもりながら端っこでギリシャ神話大全を読むような根暗な(今も)人間だった。と柿喰う客『美少年』を観て思い知った。

 かつての美少年、アゲヒバリ。彼は彼の美しさを奪ったと信じるジャノメテイを恨みながらも、きっと感謝していた。ジャノメテイがいれば、いたせいで「自分の美しさは失われたと」思うことができたから。だから三十年間、元担任教師とのいびつな誘拐ごっこが続けられていたしそれ以外のことをしようとは思わなかった。それは神が人間の形に変えられているだけと信じるかのように。しかし、その均衡を崩したのは他の誰でもなく変態美術教師ジャノメテイ。ジャノメテイはアゲヒバリの美しさを認めさせ、さらにそれを創造した自分をもより高みに持っていこうとした。エゴにエゴを重ねようとした。でもそれはアゲヒバリにとって元々神などではなく、ただの人間だったということを知らしめることになる。そんなこと許されない。だってそんなことが明らかになってしまえば、この三十年間も無意味だったと認めざるをえなくなる。「美少年」囚われていたこの三十年間も。そういうすべての感情がクライマックスの加藤ひろたかくんの中に見えて毎回死んでしまいそうにになるんだよなぁ~!!!いや、全然個人の意見しかないんだけど、アゲヒバリは被害者であり加害者であるからあれはあれで望んでた結果(ああなるしかない結果)なんじゃないかなって思ってしまうんですよね。うん。

それを受けての『御披楽喜』は最高でした。作品としては『美少年』のほうが好きだけど、柿喰う客としては『御披楽喜』が良い。もちろん、『美少年』を観ていくと更に良い。いやそんな御託はどうでもいい。観に行け。

 

 

余談、小島てるみは3冊しか小説出してないから時間ある人は読んで。

bookmeter.com

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あと『永遠に僕のもの』の観てくれよな!(回し者感)

映画『チワワちゃん』

キャストと監督で観ることは決めてました。でも最近の心の映画離れからして観に行かないままま終わるかもななんて思っていたんですけど、なんたってTLの人気が高い。通っているネイルサロンのBTSファンのお姉さんも「観たい」という。どうなってるんだ。そんなに注目されてる映画じゃないだろ。みんなあれだろ。『ボヘミアンラプソディー』観に行くんじゃないの?ってなりながらチケットを取りました。

余談ですが、二宮監督は卒制で作ったという『スラムポリス』で度胆を抜かれてからおひさしぶりですって感じで。以前は新宿武蔵野館だったんだけど、今回はバルト9ですか。すごいですね本当に。パンフレットで監督が、卒制の公開時に声をかけてくれたプロデューサーに「この作品(原作の漫画を読んで)やりたい」言ったことからスタートして、可能な限り希望のキャスティングが叶って作品が出来たらしいことを知るとなんか持ってる人だなと思わずにはいられない。これからも期待しています。

話は戻って『チワワちゃん』、岡崎京子の漫画の中にある若者の焦燥感と欲求、孤独感を如実に描いていて、TikTokみたいな映像やテクノ系の音楽も個人的にはドンズバだった。いろんな人も言ってるけどチワワちゃんが好きな曲がPale Wavesってのも良い。完全ポップでもなく、とは言え玄人好みのCrystal Castlesみたいな振り切れた感じもなく、すごくちょうどいい。誰もが心の中に持ってるメンヘラなところがくすぐられる。

話については概ね観る前の想像通りだったけど、想像通りというのはもしかしたらまだ自分が彼らみたいな心を持ってるからなのかもしれないなと思った。事件の解決に繋がるような人も話題もないけれどそれは警察が探し出せばよい。こういう物語になるのは、そういう真実とは別にチワワちゃんを少しずつ孤独にしていって、誰にも相談できない状況に追い込んでいった原因の方。「青春の自爆テロ」という言葉がしっくりくる。ひたひたと最期に近づいていったチワワちゃんを誰も止めることができなかった。だけど、物語の誰も自分が止められたとは思っていない。どうしようもなかったと責任から無意識に逃れている。命の終わり方は違うけれど『青い春』の青木や『13の理由』のハンナの死んだ理由にすごく近い気がしている。

『13の理由』を観るべき13の理由 - i-D

群像劇の中で、一人一人と大人になったり変わっていったりするのに自分だけ取り残されていく。あるいは、誰とは言わずみんなに少しずつ自尊心を傷つけられ、裏切られ一人になる。気持ち悪いくらい言うけど昔の人の本なので『死に至る病』はみなさん読んでください。人間の根本です。

全然関係ないけどみんなタバコ吸いすぎな。最近の若者はあんなに吸わないだろ。

もう一回ぐらい観に行きたいし、DVD出たら買いたいなと思いながら、なぜかまだ観たことのないラリークラークの『KIDS』を観たくなった。借りてこよう。

 

2018年総決算します!!!

すいませんめちゃくちゃブログさぼりました。

いろいろありました2018年。なんか公私ともに充実したと思いきや結構面倒くさい人生を歩みだしてしまったなという感じなんですけどまあそれはこの世界のどこかにある吐き出しブログをご覧ください。

それはおいておいて、まずは映画から。

映画

1.君の名前で僕を呼んで

aooaao.hatenablog.com

2.勝手にふるえてろ

aooaao.hatenablog.com

3.フロリダ・プロジェクト

aooaao.hatenablog.com

4.ア・ゴースト・ストーリー

5.生きてるだけで愛

順番とか特にないんですけど、ハチャメチャにアーティスティックな話かくっそこじらせた恋愛ドラマの二択になってしまいました。『君の名前で僕を呼んで』とか『勝手にふるえてろ』はいろんな人がおすすめしてたと思うんだけど、『フロリダ・プロジェクト』とか『ア・ゴースト・ストーリー』はふらっと見て結構思い出に残ってる。とはいえあんまりガツンと記憶にないな…死んでたのかな私…

舞台

1.秘密の花園

aooaao.hatenablog.com

2.Take Me Out 2018

aooaao.hatenablog.com

3.紛れもなく、私が真ん中の日

aooaao.hatenablog.com

4.貴方なら生き残れるわ

5.美少年

後ろの2つ感想書いてなくてすいません。『貴方なら生き残れるわ』ではめちゃくちゃいい俳優達を見られたな、埼玉まで行ってよかったなって感じだったんですよね。主演の藤原季節くんはもちろん、部長をやっていた中島広稀くんにも心を奪われました。実質の主役。同時期にドラマの『部活、好きじゃなきゃダメですか?』観てたのもあって「部活ってそういう感じだったよな」って自分自身のことにもつなげて考えたり。正直、部活なんてそれそのものはどうってことなくて、単純に人間関係だったよななんて。

『美少年』は明日まで絶賛上映中ですが、なんていうか少年の美しさ(儚さ)とか馬鹿馬鹿しさと紙一重のアート(芸術)とか。なんていうか真面目にやればもっと真面目になるんだろうけどそうはいしないのが柿喰う客。いいよ。すごく好き。あとは加藤さんを(一応)美少年に仕立てたのもいい。ありがとう中屋敷さん。来年もよろしくお願い申し上げます。

ライブ

今年はELLEGARDENとMURA MASAのライブに行きました。前者は高校からのアイドルだったのでめちゃくちゃ高まってしまって、全曲大声で歌う始末。

MURA MASAは今年好きになったんですけど、いろいろ思い出深いアーティストだし、12月のライブ最高だったしもうなんていうか今年の人ですね。あんまり伝わらないと思うんでMVを貼っておきます。とりあえず洒落てるんだ見てくれ。www.youtube.com

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東京公演にはNAOもOAで来ててそっちも最高だから。

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MARA MASAに話を戻るけど、チャーリーXCXとコラボしてるこの曲は私の精神を落ち着かせる最も有効な薬になりました。いい薬です。

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なんかこれで総決算と言っていいのか。ちょっとPC使わずにうまくブログ書けるようになりたいなって最近では思うんですけど動画とか貼ろうとするとやっぱ無理なんですよね。うーん2019年もがんばります。

ミュージカル『マリーゴールド』

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REVIEW

また新しい悪夢が始まってしまった。物語についてはあんまり詳しいことは書かないから読んでいてなんのことやらな人もいるかも知れないけれど要点ついてめちゃくちゃネタバレをするから注意。

前から言うように私はソフィとウルに重きをおいている人間なのでソフィがアナベルとした約束がとても気になる。ソフィ・アンダーソンという人間という存在がとてもこわい。と似たようなことを以前も書いていた。

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あれだけ口説いたガーベラを秘密の花園ではゴミのように切り捨てる。まるで「僕と君とは違うんだ」と言いたげに。恐ろしい。ソフィにとって最も重要なのは死であり、死んだ者たちなんだろうなとい気持ちにもなる。その複雑な役柄を演じた三津谷亮先輩。どんな思いだったんだろうな。あの純粋なソフィが完全に心を病んでしまっていて。

ameblo.jp

三津谷先輩は強くなっていらっしゃった。簡単な言葉でいうとソフィは完全なメンヘラなんだけど正気に戻る瞬間があまりにも可哀想過ぎてそのままでいいのかもしれないなという気持ちにもなる。

ガーベラのことを考えようとすればするほど馬鹿な私の頭はパンクしてしまうのでやっぱりソフィのことばかり考えてしまう。そのくらいひとりひとりの物語が充実している。だからこそ何回も観ないとなという気持ちにはなるんだけど、だとしても設定や伏線が盛り込まれすぎていて少し消化不良気味になってきた感じも否めない。好きなんだけどね。好きだから余計にキャラクターが皆愛すべき存在としてそこに存在できないことは悲しい。悲しいの。