STORY
週刊誌の“四流”記者が元ヤクザの情報屋の運転手に！？社会を裏で操る“インフォーマ”との出会いで、地獄への扉が開く――！ 圧倒的リアリティと、スタイリッシュかつエモーショナルな映像で描く、前代未聞のクライムサスペンス！
REVIEW
率直に基本的には面白いのに、あまりにもどうでもいい理由で人を殺していた（殺させていた）ことがどうにもつまらんとなってしまった。いや、別にそういうサイコな人間が描かれるのは良いんだけど、それがあまりにも魅力的じゃない。悪役の魅力がなぁ。冴木（森田剛）や岡林（田島亮）ももっと掘り下げてほしかった気持ち。それさえあれば、もう少し乗れたんだけどな。あんなジジイに心酔するはずないしなのに冷めるのも一瞬なの意味わからんってなってしまった。
木原（桐谷健太）周辺の家族の描き方はすごく良かった。擬似家族的な関係性の作り方が丁寧に表現されていてだからこそ冴木側に薄っぺらさを感じてしまった気がする。藤井道人監督だから悪役の行動原理はあくまで形だけだと思ったとしても、だったら木原側で描いた男同士のクソデカ感情をこっちでもやれよ、と思ってしまった。
第6話 | あらすじ | インフォーマ | 関西テレビ放送 カンテレ
愛之助（横浜流星）の物語のための作品だなと思ってしまったし、そこと『ヴィレッジ』が繋がったんだろうな。こういう血の濃さが面白い。三池崇史とか豊田利晃に通ずるものがある。私は結構好きです。
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