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FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」

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STORY

自衛軍が“日本”を守る時代。
自主独立のため自衛軍を存続させたい者たち。
平和憲法を遵守し、自衛軍の解体を求める声。
オリンピックが迫る中、世論は二つに割れていた。

そんな中、廃ラウンジに世を憂う6人の革命家が集まる。
彼らの目的は「首相誘拐」。
作戦は強い意志を持って行われる。

数時間後…。
廃ラウンジには縛り付けられた首相とその伴侶がいた。
作戦は薄氷を渡るような成功だった。
6人の中に裏切り者がいたのだ。

6人に課せられた使命は二つ。
首相の断罪。そして、裏切り者を見つけること…。
嘘と真実。
本当の事を言っているのはいったい誰なのか。

これは虚構の中に生まれた
"戦争"の物語。

FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」作・演出◎毛利亘宏(少年社中)REVIEW

 

REVIEW

このテーマをあうるすぽっとで?!と思って見に行ったけど、観てみれば新宿シアターモリエールでもいけそうなワンシチュエーションな作品だった。壮大なテーマだし、私も好きとは言えない物語なのでがっちりハマったかというとそういうことはないけど90分に収まった読み切り漫画みたいな感じでサラッと観られました。ただ最後は「俺はみんなが幸せに暮らせる世界をつくりたいんだ!」って言いながらバトルロイヤルしていくからまあ謎ではあった。

各キャラクターの掘り方も浅いから、すでに前に2作くらいやってないと私はキャラクターを愛しきれないなと思った。説明不足過ぎる。でも、それに反比例するように俳優陣はめちゃくちゃ上手い人ばっかだからもったいないな、というのが正直な気持ちでした。でも、少年社中のそういうところが合わないなって思って見に行くのをやめたんだった、と思い出して自業自得と心を改めました。

前ちゃんさん(前山剛久)がエグいほど男前な役で、いつもの優しい感じとは真逆だったからそのギャップにマジで死にました。すごい好き。久しぶりに前ちゃんさんの舞台での演技を観たのもあってより一層新鮮な感じがした。このスズキという役が苦悩しながら自分の正義を模索していくんだけど、果たしてあの最後でよかったのかな...という気持ちが残ってしまったのは正直なところ。みんなの命を守りたいのか、そこには犠牲が必要だと思っているのかどっちなんだよと。役としてはかっこいいのに最後の落としどころが腑におちなくて残念だった。

廣瀬友祐さんのタナカは、一貫性があって好き。前段で彼がどんな人生を歩んできたのか分かったのもあって、特に引っ掛かりがなかった。ただ、もう少し時間があればワタナベとの物語もちゃんとほしかったなと。

荒井さん(荒井敦史)は良くしゃべって頭の良いヤマモトという役だったのでひとまず「いつもと違う役だ」と嬉しかった~!普段は無口で粗暴な役が多いので、スパイとか言われたら好きになってしまう...狂言回しの役でもあったので、最後の方まで生き残ってたのも良かった。正味、早めに殺されてしまうとその場で放置されて可哀想だったので。特に社中の役者さんとか。

あと、多和田くん!本当に愛おしい役!全然関係ないけど、多和田くんって梅棒なんだね。全然知らなかった。いい役者だよね、多和田くん。観に行く機会そこまで多くないけど、また屋敷さんの作品とかで観たいよ。

あうるすぽっともまあまあ小規模な会場なのに、日曜マチネの回で席が全然埋まってなくて、これが演劇の現実かと思った。コロナの所為なのか、演劇離れの所為なのか。でも、2.5なら埋まってるのかな...ストプレ離れか。

 

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