取り留めもない

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舞台「DECADANCE」~太陽の子~ - DisGOONie

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あらすじ

「この国の王家には二百年に一度、魔女が産まれる。
破壊の言葉を持ったその魔女を生かせば、国は滅ぶ」
ある架空の国の物語。

一つの小さな小さな冒険の話
――4人の少年は幼き頃、探検をした。

その国の一番大きなお城、その地下奥深くにある一つの牢屋に忍び込んだのだ。

「太陽の子」というあだ名を持った、テイラー率いる少年たちにとっての小さな冒険は、
15年後、国を転覆させる革命へと変わることになる。
4人の少年が忍び込んだ牢屋で、見つけたものは―――。

舞台「DECADANCE」~太陽の子~

感想

当方、西田舞台に不慣れな者です。今まで実質一本しか観てなかった。

aooaao.hatenablog.com

この世界ではないどこかの街で~というファンタジーな雰囲気は『ESORA』っぽいなと思ったんですけど、いやまあ『ESORA』と同じ世界だって言われても信じるよ。(実際は『NEW WORLD』って作品が地続きらしいんですけど)

 

話を戻して、今回なぜこの作品を観ようということになったのかというと、塩野瑛久のおかげです。『里見八犬伝*1』に続いて2本目ですね。彼、ドラマやって舞台やって、その合間に貴族降臨のイベント参加して、めちゃくちゃ忙しい。さすが売れっ子!って感じ。頭の中に"RGTO"のSALUくんの言葉*2が流れてきちゃう。彼の演じるテイラーというキャラクター、やっぱり最後までわからなかった。理解したいと思って観ているわけじゃないんだけど、外堀を埋められて行けば行くほどにテイラーという人物の人を惹きつける魅力とか、先導していく強さとかは見えてこないし、彼自身は始終鬱々としているから心配になっちゃう。このお話の中心である魔女物語と並行して、テイラーと彼の幼馴染たちが再び一緒に笑えるようになるのが伝えたいことなのかなという感じでした。

「太陽の子テイラー」っていうから勝手に圧倒的主役感のあるキャラクターだと思ったら、月と対比される意味での太陽で、とはいえその太陽というのもあの物語からすると皮肉なのかなと思えるほど。とか書いているけど、やっぱり一回だけじゃわからないよな…とくに最後は観客の想像におまかせします、だったのでもっと観れば考えも深まったんだけど。個人的にはあのあと生き残って普通に生きていけるんじゃないかなと。それにしても人が燃えてしまったのでその瞬間「ハッ!これはTRUMPが現れる?!?!」と思いましたね本当に。なのでみんな不死の魂を手に入れましたENDです。(嘘)

ちょっと前の記憶をたどったのでこんな薄っぺらな感想になってしまった。すいません。

観劇日:2020年1月26日(日)