取り留めもない

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映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』

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STORY

ちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、また途方に暮れていた・・・。ジムの会費、保険のプラン変更、教習所代など、この世は金、金、金。
金がなくなる・・・。時を同じくして殺し屋協会アルバイトのゆうり(丞威)とまこと(濱田龍臣)兄弟も、途方に暮れていた...。
上からの指令ミスでバイト代はもらえず、どんなに働いたって正社員じゃないから生活は満足いかない。この世は金、金、金。金が欲しい・・・。そんなとき「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、作戦実行を決意。ちさと・まひろは銀行強盗に巻き込まれたり、着ぐるみバイトをしたりとさあ大変。そんな二人にゆうりまこと兄弟が迫りくる・・・!育ってきた環境や男女の違いはあれど、「もし出会い方が違えば仲良くなれたかなぁ」なんて思ったり思わなかったり、ちょっと寂しくなったりならなかったりする物語である。

映画「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」ただいま、殺し屋生活。監督:阪元裕吾 主演:高石あかり,伊澤彩織

REVIEW

【観た理由】

1も面白かったし自動再生したYouTubeでレビュー動画みたりして機運かなと思ったから

 

率直にめちゃくちゃ面白かった!前回を踏まえて観ているのでどんなテンションの作品か知っているのでそこがだいぶ大きい気がします。それがないと多分銀行強盗のあたりまで「何なんだこれ」になるだろうし、逆に理解してる方からしたらそのあたりまでダラダラしてるなと感じたくらいです。その上でというか、今回は2人以外のキャラクターも掘り下げられていて見るべきところが多かった。個人的にそれが作品として「充実してるな」と感じたところだったけど、主人公であるちさととまひろの敵側のキャラクターへの愛着も生まれなくはないので、そこで気が散るという意見があるのもわかる。確かに丞威の身体性と濱田龍臣の演技を組み合わせたらあの兄弟は魅力的だし、ちさととまひろの対比の存在としても良かった。これでノイズだというならドラマ『QP』のトムとジェリーなんてかなりの批判対象じゃない?私はどっちも好きです。

 

それと合わせて、水石亜飛夢演じる田坂さん、ラバーガールの飛永さん演じる須佐野さん、そしてミスiDグランプリの中井さん演じる宮内さん周辺の会話とか物語があったことでより面白く感じたところもある。特に田坂さんとか宮内さんみたいな会話するダウ90000見たことある気さえしてくる。

このあたりの会話見るためにもう一回観たい。というか多分もう田坂さんのことめちゃくちゃ好き。𝓛𝓞𝓥𝓔です。

 

話を戻すと、前作よりかなり物語の緩急が分かりやすく、フォーカスポイントが見えやすかったし、キャラクターのほとんどが魅力的に感じられて、物語に没入しやすくなっていたなと思うと同時にかなりエモーショナルになっていて、みさととまひろの成長や他者との関わり合いが軸になっていたのが良かったです。まだまだ終わる感じがしないので続編を作り続けてほしい。個人的には『ガチバン』シリーズのように主役を変えて展開されていっても面白いと思いました。おわり。

ラストシーン、かなり『処刑人』だった。

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