取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

ダメな子が可愛い

※昨日人に話して一通り言語化したので書き残します。あくまで個人の意見です。

なんでその人が好きなのか~なんて一概には言えないわけですし、自分の場合は基本的には「顔が好き」と「色気がある」の2点が揃ってないと無理です。まぁそんなことは良いんですけど。

その一方で、対象を完全に尊敬するのは難しいし、「尊敬しています」という訴えってしんどいと思っていて。いや、私個人も芸能活動で生計を立てていらっしゃる方には尊敬に値する箇所はたくさんあるけど、だからといって神格化してまるっと尊敬してますって、50年好きでも早計だなと思うんです。個人的には。

仮に近くにいたって無理ですよ。むしろ無理なのか。なのに好きでいるために見たいところ以外は隠してくれって都合よすぎでは。そもそも自分たちが素敵だと思って、お金と時間を使って観ている人たちの生活が聖人みたいに質素で精錬だったら嫌だ。なんでそんな綺麗なものがいいの。それじゃ「豊かな表現」なんて一生無理じゃないか。だからなんで清く見えているべきとされてるのか分からない。個人的には。

それに、尊敬できるところを並べても、誰かに興味を持ってもらうのって難しいなと思ってて。綺麗すぎるものに対してつまんないなって思ったり、懐疑的になるのはままあるし、何かに興味を持つのは人間臭い部分とか、ダメなところを見たときだと思うし、いかんせんそういう方がキャッチーだと思うんですよね。個人的には。

私は自分が好きなものをみんなも好きになってくれたら嬉しいし、どうせ発言するならそういう目的を持ちたい。なので「顔がいい」「かわいい」「やばい」とか、いかにわかりやすく語彙が死んでいるかということをお伝えしつつ、「これは人をダメにする」と思う諸事象をひとつでも言語化できたらいいなと思います。