舞台『孤島の鬼―咲きにほふ花は炎のやうに―』

STORY 箕浦はまだ三十歳にも満たない青年だが、白髪のその容貌はまるで老爺のようであった。黒髪が全て真っ白になった一夜。その恐怖の体験を、箕浦はひとり語り始める―――。ある日自宅で最愛の恋人・初代が殺された。自宅の鍵は全てかけられており侵入の痕跡は見当たらない。箕浦は過去に自分に想いを寄せていた、学生時代…