取り留めもない

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映画『LAMB』

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STORY

ある日、アイスランドで暮らす羊飼いの夫婦が羊の出産に立ち会うと、羊ではない“何か”の誕生を目撃する。2人はその存在をアダと名付け育て始めるが——。

映画『LAMB/ラム』オフィシャルサイト

REVIEW

因果応報、自業自得ってこのことだなと思いますね本当に。それだけです。と言ってはおしまいなんだけど、それだけしかない。ホラーでもないし。たぶん近年で一番「ここで終わるか」って思いました。

以下ネタバレです。

こんなにひつじ側に思い入れが生まれるとは思ってなかった。アダちゃんはかわいい。目がキュるんとしてる。そりゃ産んだ母親は取り返したいよね、当たり前じゃん。娘を亡くしたくだりも印象的に表現されてたわけじゃないし、そしたらやっぱり人間には共感できない。

あと、弟いる?いらなくない?なんもしてくれないじゃん。なんで捨てられたかもわからないし。謎のしっとりした要素が生まれただけだった。

最後に出てきたアレはひつじの神様的なもので、その跡取りがアダちゃんなんだと思う。だからこそ絶対に奪ったらいけなかったんだと思う。あれからアダちゃんがどうなるかわからないけど、母親のことを聞いたら人間を憎むかもしれない。だから何って思うくらいなんだかわからなかった。アイスランドの神話とか民話なのかなこれは。