取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

取り留めもなくホストのことを考えている

別にエースだったとかそういう話じゃないしホストクラブに行くことは、今のところ1000%予定にないので見えている部分だけの話。そんなことしか楽しくない今日この頃。

のんべんだらりとして動画サイトを観ていたら、おすすめにちょっと昔のホストの売上争いの映像が上がってて、「懐かしいな~」と思いながら眺めてた。ニュースかなんかだったと思う。昔と言っても10年はいかない、5年ぐらい前の映像。同じクラブでも、ナンバーワンを争って、殴り合いとか、口喧嘩とかそういうのがコンテンツになってた。1500万とかいう「これなに代だよ」っていう酒が空いたり、インフレがもうとにかくすごかった。それこそ、ホストは髪型と服装に特徴があって、当時でもダサいを一周したような格好だった。

その動画の横でサジェストされてたのは、今の現役のホストたちの動画で、なんていうか彼らは美意識高めな人っていうくらいなレベルで、私が知ってる「ホスト」のイメージは全くなかった。正直「ヴィジュアル系バンドのメンバー」と言われたほうがしっくりくるんじゃないかな。もしくは若手…優。まあでも、ホストがホスト然としていた頃の若者は皆ホストに見えた気がするので、時代を象徴する男というだけで、いつの時代も中と外は大差はないのかもしれない。

そんな今のホストたちは動画サイトで和気あいあいとした映像を垂れ流している。「仲間大好き♡一緒に働こうぜ♡」みたいなそういう。そこには昔あったようなホスト同士の衝突とか軋轢とか感じられなかった。単純にそういう雰囲気の映像が流行らないからかもしれないけど、今はどこでも仲良し売りなんだなって思って、またここでも納得した。当然現在を生きる私も今の方が好き。コンテンツとして最高に楽しいから早く更新してくれないかなとまで思っている。

これまでにも増してどうでもいい話だが、今のホストってなんだか皆コミュ障に見える(顔がいい人限定)。円滑・流暢に喋ってくれる人のほうが少なくて衝撃的だった。あれは接客業として認めていいのだろうか。あれだけ目に見えない何かから自分を守るように喋られたら、客が心理カウンセラーにも思えてくる。私の知り合いの重度なコミュ障は、いつも自分自身の抱きしめるようにして自分の腕をさすっていた。「寒いんですか?」って聞いたら「守ってるんだ」って言ってたから確かにそういう気持ちが人間の中には湧き起こるんだと思う。まあそこまではいかないけど、動画の彼らも人とのつながりがほしいのにつながりを持ちにくくて、そのこじれた感じが周り巡ってしまって、驚くべき科学変化でホストになってしまったように思えてしょうがない。特に裏付けがあるわけでもないれけども。

大学院卒で元コンサル会社勤務(半年で退職)某ホストは「そる◯ぃ~もにいそう」と思った。普通に顔がいいし、さすが就活でコンサル受かっただけあるコミュニケーションの上手さに感心する。めずらしいタイプ。でも、個人的に一番好きなのはV系ど真ん中の顔した某代表ですね。この人は「悟りと鬱の間」って感じで不安定おしゃべりなのが良い。明け透けに自分を曝け出しているように見えるのも、いろんな鬱屈とした思いがあるのかな//////って。そんなことに勝手に闇を感じてひとりで死んでいた。

というような具合で、人生に潤いがなさ過ぎてホストのことばっかり考えているという話でした。