取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

偽善者か否か

さっそく本題。

目の前の人がものを落としたら、ひとまずダッシュして拾って届けるタイプの人っていますよね。それ、私です。昨日、その瞬間を友人に見られて「そういうところ好き」って言ってもらったんだけど、果たして評価されるべきことなのか。単純に、目の前にある遺留物を拾うか見捨てるか悩むのが嫌で、だからとりあえず駆け出すっていうのが初動の理由としては正しい。とかいいつつ、落とした人には私が声をかけるまで落とした事実に気がついてほしくない。これは、待ち合わせ場所で待ち合わせ相手に自分を見つけられるのが嫌だからなんとしても先に見つけてやろうって思う気持ちに似ている。

嘘です、違います。

結局は物を拾ってあげたことから発生する歓びを最大化させたいだけです。はい、と手渡したときに喜んでもらいつつ、落としたということにも気づかせてあげたいという、結局は欺瞞なのです。と、懇切丁寧に説明したら、二日酔いで反応の鈍かった友人にひとしきり笑われた。なにそれって言われたから、続けて、「しかもこれが可能なのは、結局のところ、前に歩く人が何かを落とすというハプニングがあってこそ可能な偽善だから最終的には落とした人が総ての首謀者説」を持ち出したら「わかったよ」だって。よかったこれでまた一人私のことを「わかったようでわかってない人」が増えました。

これ、全部適当です。

何かにつけてこんな風に管を巻くことができる相手がいるのって良いよねって思った日記です。日記めずらしい。