取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

劇団4ドル50セント×柿喰う客『学芸会レーベル』

あらすじ

西暦20XX年―
完璧すぎる育児環境が整う最果ての幼稚園!
イタズラ三昧の日々を過ごす幼稚園児たち!
保育士たちは特殊能力で秩序と規律を守っていた!
そんな中、伝説の女が「学芸会」を求め帰って来る…!?

公演 | 劇団4ドル50セント official website

感想

めちゃくちゃ笑えるのに深そうで実際は深い話なのか?!となる問題作『学芸会レーベル』記憶に残っているみゆきせんせい、そしてとんでもなく気持ちが悪いまことちゃんのパパ。そして振り回されるまことちゃん。その大団円がすごかった(語彙力のなさ)

『学芸会レーベル』子供たちから見るせんせいの絶対性が能力として表現されてて、確かにそのくらいすごい大人に見えてたな〜と思うと同時に、今大人になってから見ても、保育園の先生ってすごいな〜と思いましたね。なんだろうあのテンション。その中でやっぱりみゆきせんせいは一番だよね〜!これまんまみゆきせんせいです。

あと、えまちゃんがすきだった。すれた保育園児を演じさせたらナンバーワンです。一生見ていられる。

元々の学芸会の実施理由は分からないけど、自分ではない何かになりきることが子供たちを救ったり、助けたりすることがあるとしたらそれはれっきとした学芸会パワーだよと思った。(その中に飲み込まれただにえるくんはどこに行ったのか永遠に分からないが)ただ楽しむだけにやっているように見えることに新たな意味を考える、概念の再解釈みたいな試みが面白かった。ふと、自分のしていることを大きなことのように意味づけしたくなるオタクみたいな感じ。発作的に取ったチケットだったけど最高でした〜!おわり!