メンズのショーを食い入るように見てたのは2012年~2014年の間。韓国のモデルを追いかけていたころだった。一度だけ、ヒカリエで行われた台湾のブランドのショーを見たことがある。シンとした空間に音楽が注がれ、光が放たれ、モデルがその道を歩き始める時、えも言われぬ感動が胸の奥を突いた。それがこだわりぬいた服のショーならなおさら。「ファッション」という一過性のものではなく、人生を共にする装いを作るドリスの作品は本当に美しい。服はアートではなく、産業だからこそこれほど美しいと感じるのだろうな。
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