キティエンターテインメント×東映 Presents シャトナー of ワンダー#5 『破壊ランナー』

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REVIEW

※一週間前に観た感想です。

『破壊ランナー』は2012年の磯村くん主演のバージョンをDVDで観ました。元劇団EXILE(風組)の磯村くん。ピューロランドでねずみだったりしたらしいけど元気かな。 

破壊ランナー [DVD]

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まず、結構なメンバー知ってる役者である状況で、目が足りない。基本は池田純矢を観て入るのだけど、それにしても(疑似)画面が煩い。いい意味です。

個人的に、弱ペダは破壊ランナーがあったから 生まれたんだろうなと思うし、似ている表現も沢山あるけど、物語よりも身体重視なところが好き。どこまでやったら、どこまで行くのかみたいな挑戦。いかにそこに何かを生み出すか。虚構をいかに現実にするか。今、演劇を観ているな~という気持ちになった(知能3)。

豹二郎があのあとどうなったのかとか、リコは結局改造されてたのかとか、いろいろ考えようと思えば考えられたんだろうけど、それよりも役者ひとりひとりの個性というか、演じ方、役への没入度合いのようなものが印象的だった。

主役の豹二郎ダイヤモンドを演じた池田純矢の演技はスタピ以来。

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なんか結構日が空いた気がした。ああ、こういう演技する人だったなと。良くも悪くも目立つ演技をする人なので、時に存在感が物語の先に行くことがあるなと思ってた。でも、この豹二郎。クドいぐらいがちょうどよい。主たるメンバーが関西の人で固められていることもあって、たまに関西弁になるのだけど、それさえしっくりくる。そりゃそうだよ劇団ピスタチオ。関西の劇団じゃない。良い。めちゃくちゃ合っていたというのが今回の池田純矢でした。ここで、彼には70年代くらいの台詞が口語的な戯曲で演じてほしいなと思った。つかこうへいとか、唐十郎とか。しっくりくると思うのだけれど。

出演者も多いので特に印象に残ったところで言えば、やっぱり劇団柿喰う客のふたり(田中穂先、加藤ひろたか)は良かった。何が良いって、やっぱり滑舌の良さ。というより台詞の軽やかさ。柿喰う客もしちめんどくさい言葉のオンパレードだけど、それが綺麗に発声されてるとすごく気持ちがいい。特に田中穂先くんは闊達にアナウンスする役だったので、「おお、すげえ」という感じでした。柿の本公演がみたいよ(どさくさ)。

砂原健佑くんのブルーナイトも良かった。彼も京都出身だったよね確か。豹二郎とブルーナイトの掛け合いのシーン永遠に続いてしまうのではないかと思ったし、彼のiPhoneにはどれだけ豹二郎の写メあるの。そしてゴーカイジャーいじり。まあ、ここも東映の庭なのでOKってことですね。『露出狂』でも思ったけど、砂原くんって蜷川さんのところでいろんな経験積んできたからか、安定感がある気がする。しっかり記憶に残る。いっちばんはじめに劇団番町ボーイズの作品を観た時も、一人だけ明らかに上手くてこっちが動揺したもの。もっともっといろんな作品でみたいですね。

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キャラクターとしては早井速三が好き。かわいい。ちゃんと13歳に見えるよ。黒川フランクはいつ見ても、「ロッキー・ホラー・ショーや」って思ってしまうんだけど、ああいう役って楽しそうだよね。上着をちらってやって乳首出したりしまったりする動作が好き。

次回作は『遠い夏のゴッホ』とのこと。ちゃんじんも出るのでぜひ観に行きたい。そして『熱闘!!飛龍小学校パワード』もまた観たい。

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