取り留めもない

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映画『土竜の唄 香港狂騒曲』

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STORY

犯罪組織・数寄矢会に潜り込んだ潜入捜査官モグラの菊川玲二(生田斗真)は、日浦組組長・日浦匡也(堤真一)と兄弟の契りを交わし、思いがけず日浦組若頭に就任。そのころ、容姿・頭脳・人望もピカイチの警官・兜真矢(瑛太)が警視庁組織犯罪対策部課長に就任し、玲二の逮捕に動き始める。一方玲二は、最終ターゲットの数寄矢会会長・轟周宝(岩城滉一)からチャイニーズマフィア仙骨竜の撲滅と、轟と娘のボディーガードを任され……。

映画『土竜の唄 香港狂騒曲』 - シネマトゥデイ 

REVIEW

前置きしておきますが、私は三池崇史監督のファンです。 

正直よく第二弾を作らせてもらえたなって感じです。どの層に熱く支持されてるのこの映画。私は下品で悪趣味なこの笑いが好きだけど、それは生田斗真菜々緒仲里依紗上地雄輔も特に思い入れないからだと思ってるし、映画内だからこそ許される監督からの(と思っている)この仕打ち、ファンのみんな何のために耐えてるの?基本的に「堤真一がかっこいい(完)」という感じだから、結論は圧倒的な堤真一ファンによって支えられているということでいいかもしれない。

がけっぷちのフジテレビ制作映画ってことで、お金をひしひしと感じるCGの使い方、本当に最高。無意味なCGとかさらに最高。分かりにくい例えで言うと、派手派手でコテコテで、脂質も糖質も高いドブのような中華を口にねじ込まれている感じ。あと監督のめちゃくちゃドSな心意気を受信してしまったからもう駄目。大好き。誰が何を言おうと私は三池監督の作品を見るときには劇場に足を運ぶし、もし仮に自分が降りることになるとすれば、それはその凶暴な武器を手放して、「自然」な話を作り始める時かな。そんなことがないことを願っています。

とにかくエンタメとして最高だったので、年末年始暇なときにぜひ見てください。良い顔(生田斗真)が今回も頑張ってます。