舞台『闇狩人』

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STORY

極悪非道な悪い奴らを密かに消し、巨大な強敵に果敢に立ち向かう、法では裁けない卑劣なワルを成敗する裏の稼業「闇狩人」!
バブル全盛期の社会を背景に、うごめく壮大な陰謀、そしてそれを操る暗黒のボス、お互いの存亡を賭けた決死の闘いが繰り広げられ、ついに雌雄を決する時がやってきます…!
舞台『闇狩人(やみかりうど)』

REVIEW

横浜流星くんがもうなんかすっごいかった・・・!(主役ではない)
薔薇の花束を持ってベッドと共に登場してきたかと思ったら、そのままベッドに腰掛けてけん玉し始めるし、愛人は少なくとも28人いるし、それまで自分勝手に殺しでもなんでもやってきたのにその愛人28号がクスリ漬けにされちゃって復讐しにかかるというなんとも破天荒。言動がいちいちキザで動き出すたび一挙手一投足を見つめざるを得ない。あとやはり殺陣がうまいなぁと。回し蹴りのキレな!さすが空手の人!(うろ覚え)前から二列目の席で客席から見て右手側にいたんだけど、0ズレ3メートルな瞬間がむしろつらいくらいな造形でした。
 
単独初主演の真宙くんは、あんまり印象に残ってないのだけど、闇狩人について悲しげに語るとことか、お父さんへの慟哭とか真面目に「ソフィ*1がそこに…」って思った。関係なくてごめん。脇を固める役が割とみんなトンチンカンなのに、それと比べて主役のキャラクターが普通だったのはなんで。あと肌荒れしてて「真宙くんも生きているんだな」とくだらないことを考えた。流星くんとシンメになって戦うところめっちゃいいね、19歳の若人たちよ。
 
鈴木勝大さんは「今まで出会ってないかな」と思ってググったらゴーバスの赤ですね。しかも慶應卒という。そうか、そうか。真宙くんがカテコの時に「勝大兄さん*2おねがしいます!」って降って勝大兄さんが「夜公演も観に来てください」って言ってたのがめっちゃかわいいと思うと同時に、集客の出来てなさを実感した。いや、まあ土曜の昼の回で二階席に人を入れてさえいない時点でわかってたんだけどさ。
 
丸山さんは最高にラスボスでした。めっちゃ古いタイプのラスボス。美味しんぼ海原雄山みたい。
 
あと、津田寛治さんが芸能プロダクションの社長で『闇金ドッグス』でもお世話になりますの気持ちでした。
 
荒井さん(推し)は「現住所:公園」の方だった。同じようにホームがレスなお友達と仲良く暮らしながら家族を殺された恨みを晴らすために裏稼業をするっていう、まぁ可もなく不可もなく面白みもない。存分に素手の殺陣を見られる舞台です。これ以上書いてると悲しくなるからもういいかな。いや、基本的にはかっこいいんだよ、痩せてるし。お金はあるみたいだから公園のお友達にも差し入れしてくれるめっちゃいい奴だし。でも別に彼じゃなくてもいいんじゃないかと思うキャラクターだなって。愛着が持てないっていう。以上です。
 
総論、横浜流星に全部持って行かれた作品でした。千秋楽までがんばれ!
 
 

*1:2015年の舞台『TRUMP』で真宙くんが演じた役

*2:主役準主役がニチアサ経験者