取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

Bowline2016

今年初のライブ。タワレコ主催でCrossfaithが出演者を選んだ対バンイベントBowline2016に行ってきました。疲れた、そして鼓膜がおかしくなった。7組がワンステージでパフォーマンスするのに、事前にタイムテーブルが出ない&再入場不可という壮絶イベントだったので、Twitterで何となくの出演者情報を調べつつ80KIDZからのスタート。 

80KIDZ

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今回のBowlineは基本的には激ロック好みのラウド系バンドばっかり出ている(1組目のポリシックスは除く)から、80KIDZどうなんだろう~と思ってたけど、やっぱりアウェー感は否めず。「ここはアゲハなんだ!」という感じのクラブノリが、ライブハウスでモッシュ&ダイブしてる人たちには食い合わせが悪かったと思う。どうやっても盛り上がるはずの彼らが苦戦してた。例えそれがキュレーターのCrossfaithの狙いだとしても難しいよな。ヴィジョンでやった夜の部は彼らの主戦場だし盛り上がったと思う。

内容としては最&高。THIS IS MY SHITばっかり聴いてるくせに何をという感じではあるけど、楽しくないはずないんだよ。お洒落でポップでハッピー。クラブでVJガンガンある状態で改めて聴きたい。 

THIS IS MY SHIT

THIS IS MY SHIT

  • アーティスト: 80kidz,ザ・シューズ,ゴーストエイプ,デイヴィッド・コックス,ヘイ・チャンプ
  • 出版社/メーカー: ケイエスアール
  • 発売日: 2009/04/15
  • メディア: CD
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MODESTEP

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なんといっても彼らのためにチケットを取ったのです。来日したら大体全通するほど好きなので、今後ともよろしくお願いします。セットリストはほぼ去年のサマソニと変わらず、ただ場所が狭いからかなんなのか音量と音圧が半端じゃなく、鼓膜がやられました。いろんな場所で音圧がたりないと文句を言いがちな自分ですが、昨日のMODESTEPに関していうとベース音のたびに内臓がぐわっと掴まれるようで、それはもう苦しいほど。そこまでするかというのが本音。それでも音に負けずに歌とメロディはちゃんとしてるところがこのバンドのいいところです。あと、ボーカルのジョシュのピアノソロはハスキーボイスの歌声が本当に美しいの。

これずっと思ってることなんだけど、ライブに行って観る中でMODESTEPほど客に優しいバンドはないなと思うんです。モッシュピットを作る時も、手をたたくところも、手をあげるところもジョシュが「○○して~」って言ってくれるし、DJセットみたいでただでさえノリやすい展開なのに、ProdigyのVoodoo People(Pendulum Remix)やNirvanaのSmells Like Teen Spirit流してくれるし、どう考えても楽しいじゃん。すごいよMODESTEP!このジャンルのバンドがなかなか日本じゃ流行らないのは百も承知だけど、ボーカルはわかりやすくイケメンだし、個人的にはこれからも全通するし、半年に1回くらいは来日し続けてね。

 

RIZE

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ロキノン真っ盛りだった時に聴くべきだと思うのだけど、それよりなによりELLEGARDEN is 神だったので正直に言うとRIZEに思い入れがほとんどなく、「『池袋ウエストゲートパーク』の人たちだ~」という人間です。今回のBowlineでベースのKen Kenは合計3回出てきて、出てくるたびに「かわいいなあ」と思っていたのは私だけではないのではないはず。本当にかわいい。

RIZEのパフォーマンスの話に戻ると、やっぱり来ているお客さんにファンは多かったようで、ステージ前はぎゅうぎゅう。どの歌を歌っても盛り上がりは最高でした。

とてもミーハーなことを言うと、ステージの最後ジェシーが裏から客席の後方に出てきて、自分のすぐ後ろの柵に上って歌ってたんですけど、どう考えても柵から落ちそうだったのでその時「全力で彼を支えた」という経験が、今後何もないけど何か話したいときの良いネタになるんじゃないかと思いました。金子ノブアキはもちろんかっこよかったです。

 

Crossfaith

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今回のBowlineのキュレーターでありラストのCrossfaith。自分たちも言っていたけど、CrossfaithがRIZEの後にパフォーマンスするなんてそうそうないんじゃないかな。とか書いてますけど、ほとんど彼らの曲もメンバーについても調べずに行きました。結果、超楽しかった。ラウドロックの結晶というか、パワーがあってメロディアスでダンサブル。シャウトもかっこよくて男が惚れるという感じ。その分あまり大衆に媚びないパフォーマンスで日本より海外で人気というのがよくわかる。

このバンドでもProdigyのOmenが聴けた*1のですが、ファンはオリジナル曲だと思っている人もいるようで、UVERworldのBorn Slippy状態*2だったのは笑った。

Attack Attack!とかBring Me The Horizon、Enter Shikariが好きだったらもれなく好きだと思う。だから新しいかと言われると何とも言い難いけど、上記バンドとCrossfaithどっちも好きという人たちと、Crossfaithしか聴かない人たちがフォンの中で同数くらいなんじゃないかなとお客さんをみていて思った。*3ちなみに個人的にツボだったのが、こういうバンドの芋っぽさがちゃんと彼らにもあったこと。一種の形式美なんだろうな。

(ここからは至極くだらないこと書いています)

Crossfaithバンドメンバーのイメージ

ボーカル:顔だけ見てるとかりゆし58にいそう

プログラム兼シャウト:体形がマジで好み、雰囲気はドラァグクイーン、既視感ある

ベース:なぜなんだと思うほどのフェイス&ボディペインティング、【塗ってる動画

ドラム:犬みたくかわいい

ギター:あんまり記憶に残ってない

そんでもってさっきからツアーバス動画とか観てたらなんかもう感想が「かわいい」とか浮かばなくてそろそろやばいなと思い始めている。ふぁっきんって言いすぎだし、ライブ中に中指立てるのを求めてこなければもっと好きになる気がするんだ。

ということで、今回のBowlineでの成果はCrossfaithを知れたということに尽きます。楽しかったです。

 

*1: CROSSFAITH - Omen (Official Music Video) - YouTube オリジナル(The Prodigy - Omen (Official Video) - YouTube

*2:UVERworld Born Slippy - YouTube オリジナル(Underworld Born Slippy - YouTube)もしかしてバンド名も?

*3:ちなみに隣にいたCrossfaithファンの女性にだる絡みしていろいろ話を聞いた。