取り留めもない

映画や舞台の感想書いたり、たまに日記も

映画『ピンクとグレー』

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新年2本目、例によってあらすじは割愛します。菅田将暉が好きなのと、菅田と中島裕翔の宣伝活動姿があまりにも夫婦然としていたので観に行ってみました。ただ、原作がNEWSの加藤シゲアキのデビュー作で、監督が行定勲ということ、若干原作とは異なっていることは把握済み。知りたくなくてもテレビを見ていればわかることかもしれませんが。

 

映画としては可もなく不可もなく。映画自体の仕掛けも、展開も良くある感じといえばまぁそうなんだけど、若い作者と若い俳優が作り上げた青春映画としては良かったと思う。良くも悪くも行定監督らしいな~というやつ。でも、基本的にはこういう作り方がめっちゃ好きマンなので、あらすじと予告編でなんとなくわかっていても(原作未読)やっぱり驚いたし、鮮やかだなと感心したし、うん。観る前から「62分後の~」という煽りを「その後が長くない?」って思ってたわけだけど、そこはやっぱり長かった。あそこに時間とるならもうひと展開欲しい。そして、最後のオチが計画的っぽくないあやふやさで気になってしまった。

 

それでもなんでも、菅田将暉という形式美は本当に…。美しいの前にガサツでいかにもな人物を見せられているから、次に現れた姿を見てハッとしてしまって。スタンドカラーのコートにサングラス&オールバックな菅田がカッコよくない筈がない。本当にずるいよなということで菅田将暉になりたい2016~

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