DD過ぎて中身が薄い

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ショックメンタリーについて



今日、11/04(日)に渋谷アップリンク釣崎清隆さんの映画『ウェイストランド』を観てきました。釣崎さんはメキシコやコロンビアなどの南米やシリアなどの中東で写真や映像を撮っている方で、今回見た『ウェイストランド』の他に過去作品『ジャンクフィルム』『死化粧いう師オロスコ』という過激な描写を特徴とするドキュメンタリー、ショックメンタリーの日本の第一人者です。と私は思っています。他に作っている人もいないですし。

今日は私の都合で『ウェイストランド』しか観られなかったのですが正直な感想としては気分が悪くなりました。個人的に5:30起きで18:00まで働いた疲れた体で観に行ったことにも理由はありますが、ナレーションが一切ないBGMの爆音ノイズでやられました。退屈というより窮屈です。釣崎さん自身、「現状をありのまま見せる」という信条のもとに作品を作られていて、それから外れた内容でない一方で投げやりな「ドヤ感」も感じました。メキシコ、日本、シリアが第三極という風に思われるのならそれは何故かというところが全て観客に任されていて、時間だけ映画の体をとっている雰囲気もあります。

釣崎監督のお話を聞いていて思ったのですが、やりたいこととやっていることの間が埋まらず、だから映画と写真を撮り続けている、そんな感じです。AVビデオの監督からキャリアをスタートして、その世界とスナッフ映画というかジャンク映画が繋がっているということ、そして今やそれらの映画が「ヤラセ」と一括りにされてしまうことで映画界から排除されてきたという話は興味深く、そもそもどれだけドキュメンタリーを装っても結局は全てフィクションな映画というものの中でそういう理由でショックメンタリーなどが人の目に触れる機会が減ってしまうことは恐ろしいことです。

『死化粧師オロスコ』は「オロスコ自身が死んだ時には死化粧をされなかった」という逸話を聞いて見たくて仕方がないのに、ずっと見る機会がないので、今後も続くらしいこのアップリンクでの上映を楽しみにしています。そしていつか日本国内でショックメンタリーというジャンルが見直され、日本のショックメンタリー作品が作られることを楽しみにしています。


ショックメンタリーといえば...『世界残酷物語


『死化粧師オロスコ』


『ジャンクフィルム』