オタクの履修科目

ブルーさん的必修科目(映像でも本でもなんでも)を教えてください! https://odaibako.net/detail/request/be97af1d6e1a482a9bf45ccbeeed58ee とお題をいただいたので必修かわかりませんが履修科目をば。50音順にしてみました。 青い春(映画) ダウナーな…

以下、エスエフです。

ビッグデータで物事の相関が弾き出され、総てを予測することが当然になった世界では、まだなにも成していない犯罪者たちから身を守るために、被害者予備軍が自らを鉄格子の中に閉じ込めていた。この世界では犯罪は未然に予測され、「犯罪者」に認定されたら…

MYSTERIOUS SKIN/謎めいた肌

世界は少年たちに残酷だ── 父親の不在 性的虐待 売春…この虚無感はだれのせい? 美少年ニール、8歳。男の唇が唇に重ねられたとき確かに愛の至福をみた。しかし、同じ体験がブライアンの弱い心を押しつぶした。カンザスの田舎町で、小児性愛者に性的いたずら…

むやみやたらに本を読んでいるというはなし

本なんて誰かに強いられて読むものじゃないと思いますが、私は自分自身に「活字熱を思い出して!」期間があって、それには従順にいたいと思っている。 とはいえ、家にある積読本が澁澤龍彦とか、筒井康隆、日影丈吉、服部まゆみ、種村季弘ばかりで、どうもこ…

ひとまず、谷崎潤一郎と『クロードと一緒に』について

突然だけれど、谷崎潤一郎にとって大正時代はスランプ期と言われている。でも、私は谷崎潤一郎の大正時代の短編小説が彼の作品の中で一番好きだ。それらは『春琴抄』『痴人の愛』『卍』のような力のこもった緻密な作品ではない。多くの人は、谷崎について詳…

行間しか読んでいないメサイアシリーズ

個人的にメサイアシリーズが続いています。小説と映像作品の感想は書きましたが、総論的な感想を時系列で。話が続いているので、映像の方も若干追記します。 メサイア 警備局特別公安五係 (講談社文庫) 作者: 高殿円 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/0…

【感想文の練習】『少女七竈と七人の可愛そうな大人』桜庭一樹

ところで私は余韻の残る話が好きだ。というより、余韻の残らない話など認めない。どれほどそれが極端かと言うと、読み終わって何も残らなかった本を手にもって、古本屋に直行するほどに。それほどまでに、話の余韻というのは私の中で確固たる地位を築いてい…

5月に読んだ本まとめ

2016年5月の読書メーター読んだ本の数:5冊読んだページ数:1195ページナイス数:5ナイスポジ (バンブーコミックス Qpaコレクション)読了日:5月7日 著者:はらだメサイア 警備局特別公安五係 (講談社文庫)の感想いい意味で空白の多い文章。感情や表情を伝え…

"メサイア・プロジェクト"について考えたこと

メサイア・プロジェクトとは 女性を主な対象としたメディアミックス企画。現実とは異なる歴史を辿った世界の日本で、秘密結社じみた「警察」の一セクションに所属する精鋭エージェントたちの、一般人には知られる事の無い暗闘を通し、主に男性同士が結ぶ究極…

衣裳芸術体験

その昔、と言っても3年くらい前だけれど人生の割りと大事な岐路に立った。その時にふと家にあったこの本を読み返して「こういう本を編む人になりたい」と思った。でも結局、その場所への道を模索するところまでいったけれど、自分からその扉を閉めてしまった…

#私を構成する9冊(本)

オカルトとサスペンスしかほぼ読まない私の面倒臭さが顕著なセレクション。その中で石田衣良が一番柔らかい。他の人と違わずドラマから『池袋ウエストゲートパーク』にハマりました。あのキャラ立ちの良さは薄い本と相性良いのも頷けますね。ドラマ見てから…

小説『この闇と光』

この闇と光 (角川文庫) 作者: 服部まゆみ 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/11/21 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 少し前から叙述ミステリーが読みたくて、『殺戮にいたる病』とか読んでみたのだけど、なんだか違って、でも何が…